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陶 金 漆 ―素材と表現

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2018年09月08日~2018年10月14日

伊丹市|伊丹市立工芸センター

  • 素材の魅力を生かした斬新な作品が並ぶ会場=伊丹市立工芸センター

  • 長谷川政弘さんの「瞑色の庭」(2018年)

  • 三木陽子さんの「TUBE LIFE 2018」

  • 栗本夏樹さんの「Omochi A」

枠にとらわれない新たな視点

 陶、金属、漆を扱う3人の作家が、それぞれの素材の可能性を追求した「陶金漆 素材と表現」が、伊丹市立工芸センターで開かれている。アートの伝統的素材を、枠にとらわれない手法で操ることで、新たな視点を与える展覧会。斬新で、モダンさが光る作品が並ぶ。

 金属彫刻家の長谷川政弘さんの「瞑色(めいしょく)の庭」は、夕方のほの暗い池で静かに夜の闇を待つハスの姿を鉄で表現している。まっすぐに伸びた茎の上に悠々と広がる葉は、巧みな技術によって複雑な陰影が付けられ、刻々と変わる夕暮れの光を写し取っているかのようだ。綿密に計算された照明の効果で、床に葉と花の影が映り、展示空間をより幻想的にしている。

 植物を題材とした作品が多い長谷川さんは、ハスをモチーフにした作品が多い。細長い茎の上にある大きくしなやかな葉と花のある構造を表現するには、金属が適していると考えたからだという。

 緑、黄色、紫など様々な色の漆で会場に彩りを与えるのは、漆造形の栗本夏樹さんの作品。木に和紙を張り、その上に色漆を塗って研ぐと、和紙独特の凹凸が浮かび上がる。深みのある質感は、つやと透明感のみではない漆の魅力を伝えてくれる。

 和菓子屋で開かれた個展で展示された「Omochi A(オモチ・エー)」は、滑らかな曲線と丸みのある形が餅を連想させる。一方で表面に浮き出た和紙の不規則な模様は、和紙の原料である植物の生命力を感じさせる。

 幅約13・5メートル、高さ約3・5メートルの会場の一面を全て使った三木陽子さんの「TUBE LIFE(チューブ・ライフ) 2018」は陶、金属、プラスティックなどで作った複数の作品で構成。歪み、うねるパイプの所々に現れる陶で作られた手や、換気口からのぞく不気味な顔。非現実的ないびつさを前に、いやが応でもこの作品の意味を考えざるを得なくなる。
(渡辺佳映)

INFORMATION

イベント名
陶 金 漆 ―素材と表現
開催期間
2018年09月08日~2018年10月14日
開催時間
10~18時
開催場所
伊丹市立工芸センター
住所伊丹市宮ノ前2
アクセス
阪急伊丹駅より北東へ徒歩9分、JR伊丹駅より北西へ徒歩6分
料金
無料
電話番号
TEL072・772・5557
URL
http://mac-itami.com/

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更新日:2018/09/25

イベントの開催情報や、スポットの詳細情報は変更になる場合があります。事前にご確認のうえ、おでかけください

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