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カリカチュールがやってきた! 19世紀最高峰の諷刺雑誌

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2019年01月12日~2019年02月24日

伊丹市|伊丹市立美術館

  • シャルル・フィリポン「民衆の紋章、中道の紋章」(「カリカチュール」第30号1831年5月26日刊、いずれも伊丹市立美術館蔵)

  • オノレ・ドーミエ「1831年の仮面の数々」(「カリカチュール」第71号1832年3月8日刊)

  • J.J.グランヴィル「生命を与えられた花々」扉絵(1847年刊)

  • ウイットに富んだ風刺画が並ぶ会場=伊丹市立美術館

皮肉とユーモアたっぷり!

 19世紀前半にパリで創刊された風刺雑誌「カリカチュール」の全体像を伝える「カリカチュールがやってきた!」が、伊丹市立美術館で開かれている。筆頭画家で活躍したオノレ・ドーミエや、J・J・グランヴィルらの風刺画など約100点を展示。皮肉とユーモアたっぷりの表現が楽しめる。(浅野真由美)
 同誌は七月革命で高揚したパリで誕生。風刺画家のシャルル・フィリポンが編集を手掛け、新しく即位したルイ・フィリップによる王政に対して痛烈な批判を繰り広げた。自由と平等の精神を掲げ、ビジュアル重視の出版物の先駆けでもあった。国王や政界の要人らはキャラクター化され、繰り返し風刺の的に。国王の下ぶくれの顔を洋梨に見立てた絵は圧倒的な人気を博した。しかし言論弾圧法が成立し、5年で廃刊される。今回はその5年を時系列でたどる。
 「カリカチュール出陣」のコーナーは、創刊当時に掲載されたパリの情景などで始まる。次第に王政への批判を強め、続く「風刺画をめぐる戦い」では、国王への不敬罪で差し押さえられたフィリポンの作品「壁の塗り替え」が登場。王の顔をコミカルに描いた「洋梨」が初掲載され、洋梨はその後も描かれる。
 ターゲットは政治家にも及ぶ。ドーミエは「1831年の仮面の数々」で、政界の要人をカーニバルの仮面に見立てた。どの顔もふてぶてしく狡猾(こうかつ)そう。中央の洋梨が国王だが、不敬罪に問われないよう顔をぼかしている。
 政権の裏切りを難破船や暴走する馬車で表現。高官らの地位や仕事をはさみなどの小道具や、大きな鼻などの特徴で記号化するなど工夫も見どころだ。
 「アイデア満載-見立ての妙」のコーナーにあるフィリポンの「民衆の紋章、中道の紋章」は、左側の民衆の紋章は革命を表す赤いフリジア帽やランタンなど。中道の紋章には三色旗の上に七月王政を表す鳥やブルボン王朝の百合などが飾られている。

INFORMATION

イベント名
カリカチュールがやってきた! 19世紀最高峰の諷刺雑誌
開催期間
2019年01月12日~2019年02月24日
開催時間
10~18時(入館は17時半まで)
開催場所
伊丹市立美術館
住所伊丹市宮ノ前2
アクセス
JR伊丹駅より徒歩6分、阪急伊丹駅より徒歩9分
料金
一般500円、高校・大学生250円、小・中学生100円
電話番号
TEL072・772・7447
URL
https://artmuseum-itami.jp/exhibition/current_exhibition/13911/

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更新日:2019/01/22

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