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和太鼓松村組 郷天の碧 |
2019年04月12日
神戸市中央区|神戸文化ホール・大ホール
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民族楽器を融合させた新しい音楽を切り開く「和太鼓松村組」の迫力ある公演(和太鼓松村組提供)
「故郷の青空」モチーフに
神戸を拠点に活動する「和太鼓松村組」が4月12日、神戸文化ホール・大ホールで公演する。東日本大震災から8年が経過した春。その後も続く大災害で、傷ついた被災者らの心を癒やす曲を選んで披露する。
松村組は1995年、阪神・淡路大震災の被災者を励まそうと創設された。代表の松村公彦(56)は、神戸西高校(現・須磨翔風高校)の和太鼓部を立ち上げた。
その後、和太鼓に加えオカリナ、南米・アンデスの民族楽器のケーナ(笛)を組み合わせるなど、独自の音楽を切り開き、国内外の舞台で演奏を続ける。現在は男女8人が在籍する。
今回は故郷への思いを込めた舞台。阪神・淡路、東日本以降も大災害が相次ぐが、松村組も無縁ではない。昨年6月の大阪府北部地震、9月の北海道地震で自宅や実家が被災したメンバーが在籍する。そんなつらい思いをばちに託す。
松村は「災害で傷ついた心に思い浮かぶのは故郷。懐かしい時代を思い起こすことで心を癒やし、前向きになってもらえれば」と話す。公演のタイトルでもある「郷天(きょうてん)の碧(あお)」は故郷の青空がモチーフ。和太鼓と民族楽器の絶妙な組み合わせは、郷愁の思いをかきたてる。大太鼓を中心に奏でる「山響呼(やまびこ)」は、迫力が激励の言葉のように聞こえる。
午後6時半開演。S席5千円、A席4千円。当日は各500円増し。同ホールプレイガイドTEL078・351・3349
(津谷治英)
INFORMATION
- イベント名
- 和太鼓松村組 郷天の碧
- 開催期間
- 2019年04月12日~2019年04月12日
- 開催時間
- 18時半開演
- 開催場所
- 神戸文化ホール・大ホール
住所神戸市中央区楠町4-2-2 - アクセス
- JR神戸駅から徒歩約10分、地下鉄大倉山駅すぐ
- 料金
- S席5千円、A席4千円。当日は各500円増し
- 電話番号
- 神戸文化ホールプレイガイドTEL078・351・3349
- URL
- http://www.kobe-bunka.jp/hall/schedule/event/music/3399/
更新日:2019/03/29
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