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没後20年 今竹七郎展

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2020年10月10日~2020年12月06日

西宮市|西宮市大谷記念美術館

  • 代表作「オーバンド」のパッケージや下絵などが並ぶ会場

  • 関西電力(左)ほか今竹が手掛けた企業ロゴ

あ!知ってる!

 関西を拠点に、日本のグラフィックデザイン界で先駆的な役割を果たした今竹七郎(1905~2000年)の全貌を紹介する「没後20年 今竹七郎展」が兵庫県西宮市大谷記念美術館(同市中浜町)で開かれている。
 今竹は神戸市中央区に生まれ、戦中の1939年から最晩年まで西宮市に居を構えた。高等小学校時代の18~20年ごろ、学習ノートにインクで描いた人体骨格標本の写しは緻密で、すでにこの頃から美術への情熱がみなぎっていたことが分かる。
 27年、デザイナーとして神戸大丸に入社した当時は竹久夢二の美人画をほうふつとさせる作品を数多く発表し、まだ独自のスタイルは見受けられなかった。福田源商店の整髪料「ランラン」シリーズの新聞広告(34~43年ごろ)で彼らしさが色濃く表われ始める。当時の新聞は現在より文字が小さく行間が狭かったため全体に黒っぽかったことから、シンプルな線と広い余白の今竹作品は、ひときわ目立っていたという。
 戦後は代表作の輪ゴム「オーバンド」のパッケージや、アンペアの「A」とボルトの「V」を組み合わせた関西電力のロゴマークなどで名を高めた。当時の最新素材、ナイロンを使った東洋レーヨン(現・東レ)のポスターでは、文字のロゴ制作にも携わるなどこだわりを見せた。
 会場には下書きのスケッチブックも多数展示し、今竹の思考の跡をたどれる貴重な場となっている。
 西宮市教育委員会の「教育要覧」の表紙画を手掛けるなど地元にも貢献した今竹。91歳だった1997年、ダイアナ元英皇太子妃が事故死したことを知ると、すぐさまアクリル画「ダイアナは現代のモナリザだ」(130センチ×162センチ)を描くなど、最晩年まで好奇心のアンテナを張り続けていた。
 存命中に交流があった学芸員の下村朝香さんは「商品や企業の本質をシンプルに表現しきった作品群は今も輝きを放っている」と話す。
 12月6日まで。水曜休館、一般千円。同館TEL0798・33・0164
     ◇
 会期中、ワークショップ「視(み)て感じる文字を作る」(11月3日午後2時、大人と子どものペア9組、材料費1人500円)▽同「ワクワクを社会に」(11月8日午後2時、9人、同)-を開催。いずれも要事前申し込み。(井原尚基)

INFORMATION

イベント名
没後20年 今竹七郎展
開催期間
2020年10月10日~2020年12月06日
開催場所
西宮市大谷記念美術館
住所西宮市中浜町
料金
一般千円
電話番号
同館TEL0798・33・0164
URL
http://otanimuseum.jp/exhibition_201010.html
備考
水曜休館

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更新日:2020/10/29

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