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特別展「花森安治『暮しの手帖』の絵と神戸」 |
2020年12月19日~2021年03月14日
神戸市東灘区|神戸ゆかりの美術館
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花森安治が手掛けた表紙の「暮しの手帖」などが並ぶ会場=神戸市東灘区向洋町中2(撮影・後藤亮平)
多彩な仕事にスポット
神戸市出身の伝説的な編集者の多彩な仕事や故郷との関わりに光を当てた特別展「花森安治『暮しの手帖』の絵と神戸」(神戸新聞社など主催)が19日、同市東灘区の「神戸ゆかりの美術館」で開幕する。18日に関係者向け内覧会があった。
花森安治(1911~78年)は現在の須磨区生まれ。神戸三中(現長田高)卒業後、旧制松江高、東京帝大で学んだ。NHKドラマ「とと姉ちゃん」の主人公のモチーフとなった大橋鎭子とともに、戦後、生活総合誌「暮しの手帖」を創刊。編集長を務め、家電製品や日用品の「商品テスト」などに取り組んだ。自由な編集方針を守るため、企業広告を一切載せなかったことで知られる。
本展では、花森が長年描き続けた「暮しの手帖」の表紙原画や、作家の直筆原稿など約200点を公開。取材執筆や写真、デザインも手掛け、連載「日本紀行」では自ら神戸を取材。記事に古里への情愛がにじむ。
来年3月14日まで。1月11日を除く月曜と、12月28日~1月4日、1月12日休館。千円ほか。同館TEL078・858・1520
(堀井正純)
INFORMATION
- イベント名
- 特別展「花森安治『暮しの手帖』の絵と神戸」
- 開催期間
- 2020年12月19日~2021年03月14日
- 開催場所
- 神戸ゆかりの美術館
住所神戸市東灘区 - 料金
- 千円ほか
- 電話番号
- 078・858・1520
- URL
- https://www.city.kobe.lg.jp/kanko/bunka/bunkashisetsu/yukarimuseum/index.html
- 備考
- 1月11日を除く月曜と、12月28日~1月4日、1月12日休館。
更新日:2021/01/05
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