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アニメ化記念 PLUTO展-アトムとプルートゥからのバトン |
2023年11月03日~2024年02月18日
宝塚市|宝塚市立手塚治虫記念館
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それぞれの直筆原稿が対比展示され、アトムなど登場人物の描かれ方の違いが楽しめる=宝塚市立手塚治虫記念館
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「鉄腕アトム 地上最大のロボットの巻」に登場するプルートゥ(c)手塚プロダクション=宝塚市立手塚治虫記念館
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迫力満点のリメーク版のプルートゥ(手前)。奥には原作のプルートゥの姿も=宝塚市立手塚治虫記念館
手塚治虫さんと浦沢直樹さんの直筆原稿展示
漫画家手塚治虫さん(1928~89年)の代表作「鉄腕アトム」に登場する敵役ロボット「プルートゥ」を紹介する企画展が、兵庫県宝塚市武庫川町の市立手塚治虫記念館で開かれている。「20世紀少年」などで知られる浦沢直樹さんによるリメーク版「PLUTO(プルートゥ)」と両作品の直筆原稿を並べて展示し、同記念館は「幼少の頃の浦沢さんのように、手塚さんが作品に込めたメッセージのバトンを受け取ってほしい」としている。(西尾和高)
プルートゥは鉄腕アトムの「地上最大のロボットの巻」で描かれ、漫画誌「少年」で64年6月号(付録)~65年1月号に連載。国を追われた中東の王の命令で造られ、最強を証明するため世界中のロボットに戦いを挑み、アトムと決戦に臨むという物語。作品には手塚さんの戦争への批判精神が込められているという。
浦沢さんのリメーク版は雑誌「ビッグコミックオリジナル」(2003~09年)で連載。全8巻の単行本は18カ国・地域で翻訳出版された。浦沢さんは「原作を読み、戦いというもの自体、無意味だと感じた」と述懐している。
企画展は、「PLUTO」が初めてアニメ化され、10月からネットフリックスで配信が始まったのを記念し、同記念館などが「アニメ化記念 PLUTO展-アトムとプルートゥからのバトン」と銘打って主催した。
会場では、フォトスポットの壁(高さ約2・5メートル)に原作とリメーク版のプルートゥが迫力たっぷりに描かれている。手塚さんの原作と浦沢さんのリメーク版の直筆原稿が対比展示され、プルートゥのほか、アトムやロボット刑事・ゲジヒトなどの描かれ方の違いが楽しめる。浦沢さんのアイデアスケッチや、アニメ版の資料などもあり、約150点が並ぶ。
来年2月18日まで。午前9時半~午後5時。月曜休館。入館料は小学生100円、中高生300円、大人700円。同記念館TEL0797・81・2970
INFORMATION
- イベント名
- アニメ化記念 PLUTO展-アトムとプルートゥからのバトン
- 開催期間
- 2023年11月03日~2024年02月18日
- 開催時間
- 午前9時半~午後5時。
- 開催場所
- 宝塚市立手塚治虫記念館
住所宝塚市武庫川町 - 料金
- 入館料は小学生100円、中高生300円、大人700円
- 電話番号
- 同記念館TEL0797・81・2970
- URL
- https://www.city.takarazuka.hyogo.jp/tezuka/index.html
- 備考
- 月曜休館
更新日:2023/11/16
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