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1日1組、自然の中さまざまな過ごし方を “予約の取れない宿” 貸別荘「ソラやど」

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更新日:2021年08月05日

  • 森に包まれるように立つ古民家とログハウス=ソラやど

  • 古民家とは趣の異なるログハウスのリビング=ソラやど

  • 縁側や板の間を備えた古民家=ソラやど

 兵庫県宍粟市は、淡路島よりも広い面積のうち、9割を森林が占める。生き物たちのすみかとして命を育み、山に根を張って土砂災害を防ぐ-。さまざまな森林の機能を保つには、適度に人の手を入れることが欠かせない。市北東に位置する旧一宮町地区で、豊かな森を生かす取り組みを取材した。(段 貴則)

 コロナ禍の影響で「密」を避け、家族らと過ごせるキャンプ施設が人気を集めている。宍粟の森に包まれ、地元木材を使った1日1組限定の貸別荘「ソラやど」(同市一宮町東河内)も、その一つ。オーナーの吉川泰弘社長(47)は「京阪神から訪れる宿泊者にとって宍粟の良さは、豊かな森や自然。宍粟産の木材を使った貸別荘を増やしたい」と話す。
 ソラやどは別荘地の一角にあり、昨年7月にオープンした。吉川さんは庭や外構の設計施工業・庭彩(にわいろ)(同県姫路市)の代表で、キャンプが趣味。自身の経験や本業を生かして、古民家とログハウスを改装し、宍粟産の木材を使ったウッドデッキを周囲に巡らせた。12人がゆったり泊まれる広さを備え、清掃担当として地元住民5人が働いている。
 自分でテントを設営しなくても宿泊できるグランピングの人気を追い風に、ソラやどの利用者も増えた。家族連れなどの予約が多く、保護者に送迎してもらい、卒業旅行で泊まった高校生たちもいた。今夏は7月下旬から8月末まで、連日予約で埋まり“予約の取れない宿”に。吉川さんは「アウトドアにこだわらず、涼みながら室内で映画を見るなど、さまざまな過ごし方を楽しめる」と話す。
 ソラやどの堅調な需要を受け、吉川さんは旧一宮町内で2棟目の開設を計画している。「貸別荘に来る人が増えれば、食材の買い出しなど地元での消費にもつながる。貸別荘を増やすことで宍粟産木材の利用や雇用を増やし、地元林業や地域の活性化に役立てれば」としている。
 ソラやどTEL0790・71・0253

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