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バーテンダー歴50年 老舗バーのレシピ出版

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更新日:2017年08月09日

  • バー文化の魅力を伝える「カクテルブック」を出版したサヴォイ北野坂の木村さん=神戸市中央区中山手通1

  • 「木村義久カクテルブック」

 神戸の老舗バー「SAVOY(サヴォイ)」の系譜を継ぎ、71歳の今も現役でシェーカーを振る木村義久さんが、厳選した72種類のレシピを集めた「カクテルブック」を出版した。バーテンダー歴50周年を迎えたのを機に執筆。師匠から受け継いだ味にひと工夫を加えたオリジナルから一般的なメニューまで、カラー写真と材料、作り方を添えてまとめた。多彩なカクテルの紹介は、バーの魅力を伝えている。(津谷治英)

 三木市出身。大学時代にバー通いを始め、21歳で初代「サヴォイ」を創業した故・小林省三さんに弟子入りし、水割り、カクテルの作り方から接客の基本まで修業した。1980年にサントリーのトロピカルカクテルコンテストでグランプリ受賞。2002年に「サヴォイ北野坂」(神戸市中央区中山手通1)を開いて独立した。現在は日本バーテンダー協会の役員も兼務し、後進育成に努める。
 ガイドブックはこれまでの集大成。レシピだけでなく、それぞれのカクテルの誕生秘話、自身の逸話などを数行で添えた。
 最初に登場するのは「ソル・クバーノ」。南の果実を思わせる黄色が特長で、ホワイトラム酒とグレープフルーツジュースをシェイクする。サントリー・コンテスト受賞作で、記念のニューカレドニア旅行で妻に出会った思い出の一品。他にも師匠の作品をアレンジしたもの、客との会話から生まれたものなど、それぞれのグラスに物語がある。
 「バーは大人の社交場」が持論。「カクテルは会話を弾ませてくれる。お酒が弱い人でも、アルコール量を調整して、その人にあった一品を提供できる」。その魅力を多くの人に味わってもらおうと、巻末には木村さんの弟子が経営するバーの紹介も添えた。
 「この本で飲んでみたい一杯を探してほしい。意中の人と、職場の同僚と、あるいは新しい出会いを求めて、バーに足を運んでもらえれば幸いです」と話していた。
 160ページ。1944円。神戸新聞総合出版センターTEL078・362・7140

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