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クールな魚屋オープン まるでカフェ、冷凍専門 宝塚 中小企業庁の賞も

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更新日:2018年04月14日

  • 一見するとカフェのよう。おしゃれな外観の魚屋「ペッシェドーロ」

  • 自ら設計したおしゃれな店内で商品をPRする飯田英二さん。「鮮魚店は敷居が高いイメージだが、入りやすさを大事にした」=宝塚市川面5

 魚屋ですが、鮮魚は扱いません-。兵庫県のJR宝塚駅北に一風変わった魚屋がオープンし、注目を集めている。外観や内装はおしゃれなカフェのよう。1級建築士の飯田英二さん(52)が代表を務める新しいスタイルの魚屋で、販売するのは「カツオたたき」や「ノドグロ開き」など冷凍の魚介類のみだ。中小企業庁主催の「全国創業スクール選手権」(2月、東京都)では大賞に輝いた。
 店名はイタリア語で「黄金の魚」を意味する「ペッシェドーロ」で、今年2月に宝塚市川面5に開店した。青色を基調にした店内には大きな窓と白いカウンターがあり、客はメニューの中から商品を選ぶ。冷凍庫にはハタハタやイカの干物など13種類。長靴やゴムエプロン、氷など、鮮魚店のイメージはここにはない。
 飯田さんは高知県の出身で、高校時代まで「おいしい魚介類に囲まれて育った」。神戸大に進学後は関西で暮らし、2002年に宝塚市に建築事務所を構えた。関西で生活する中、ふるさとで親しんだような魚を求める気持ちが高まり、14年ごろから建築の仕事と「二足のわらじ」で魚屋を開く夢を抱いてきたという。
 最初は鮮魚を扱おうと考えたが、安全面や売れ残りのロスを考えたとき「生ものはハードルが高かった」。それまで「冷凍は味は落ちる」と考えていた飯田さんだが、冷凍の干物を食べる機会があり、「生ものに引けを取らないくらいおいしい」と驚いた。冷凍技術の向上も知り、冷凍の商品を専門に扱う魚屋を思いついたという。
 昨年夏、宝塚商工会議所が開いた創業セミナーに参加。飯田さんが発案したビジネスプラン「〈次世代型〉デザイナーズ・サカナヤ」は同会議所から推薦を受け、全国選手権にエントリーすることになった。2月23日、157件のビジネスプランの中から大賞の経済産業大臣賞に選ばれた。
 商品は高知県や島根県から直送といい、「おいしい瞬間で時間をストップさせ、保存料や添加物を使用していない。自分が食べたい魚を地域に広めたい」と飯田さん。さらには毎週火曜、西宮市内のパン店「いごっそう」と連携してパンを販売するなど、魚屋の枠にとらわれない試みを進めている。
 日曜、月曜は休み。ペッシェドーロTEL0797・85・3783
(中島摩子)

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