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但馬牛の希少部位「世界でもうちだけ」 41部位BBQで食べ比べ

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更新日:2019年07月03日

  • 但馬牛1頭丸ごとの41部位を食べ比べできるSSコース。分量は2人前約400グラム(たじま高原植物園提供)

  • 「次、どの部位食べる?」。森の緑に囲まれたテラス席で但馬牛のバーベキューをじっくり味わえる=兵庫県香美町村岡区和池

  • 今年からバーベキューの提供が始まったテラス席(たじま高原植物園提供)

  • 園内に設けられた「ツリーハウス」=兵庫県香美町村岡区和池

  • 神戸新聞NEXT

 但馬牛1頭丸ごとの41部位を食べ比べできるバーベキューが、兵庫県香美町村岡区和池のたじま高原植物園で人気を呼んでいる。2016年から園内に設けたツリーハウス3棟で提供しており、今年は遊歩道沿いの休憩場所だったテラス席5席でも味わえるようにした。運営会社のスタッフらは「牛1頭の肉をここまで細かく食べられるのは世界でもうちだけ」とアピールしている。(金海隆至)
 標高600メートルを超える同園は、積雪のない4月から11月に開園。樹齢千年以上の県指定天然記念物「和池の大カツラ」をシンボルとして、水量豊かな渓流や木々に草花が織り成す大自然の風景を楽しめる。
 特別な場所で、特別な料理を-と、地元の畜産農家から1頭買いした但馬牛の看板メニューは、アイデアマンとして知られる田丸明人社長(63)のひらめきから生まれた。肉の専門家である若き料理長石原亮さん(35)に「一体どれぐらいまでさばけるのか」と尋ねたところ、タン(舌)からテール(尻尾)まで食べ比べできる大きさできれいに41種類に。「これおもろいやん」。即座に得意な木工細工の腕を生かし、部位ごとに盛り付けられる牛形プレートまで完成させた。
 トウガラシ(肩)、イチボ(尻)、メガネ(骨盤の周囲)、チカラコブ(前足)、ギアラ(4番目の胃)…。肉や内臓の希少部位がこれでもかとずらり。タグに記された名称の由来を想像するだけでも満腹中枢を刺激される。1人前は約200グラム。「それぞれが食べやすい厚さや硬さになるよう包丁の入れ方を工夫している」と石原さんは話す。
 さて、気になるお味は。神戸ビーフや松阪牛の素牛としても名高い但馬牛は、赤身の深い風味と脂のうま味のバランスが絶妙だ。きめ細かな「サシ」に象徴される脂は溶け出す融点が低く、あっさりとして肉の舌触りも滑らか。「いくら食べても飽きのこない味で、脂が体に優しいから胸焼けしない」と田丸社長。
 同町香住区の男性(33)は木陰に香ばしい匂いが漂う中、各部位をじっくりと味わうようにかみ締めた。「どの肉も甘く、最高にうまかったとしか言葉が出てこない」と感動しきり。妻(33)は「遊び心あるメニューで、かしこまった高級店とはひと味違ったぜいたくを満喫できた」と心地良い“口福(こうふく)”感に浸っていた。
【メモ】今年の営業は11月10日まで。午前11時~午後5時。無休。
 但馬牛のバーベキューは5コースあり、41部位のSS9800円。12部位150グラムのS6千円。ロースとモモ中心に150グラムのA5千円、カルビ100グラムのB4千円、カルビ50グラムと八鹿豚100グラムを合わせたC3千円(いずれも税抜き。SSは3日前、その他は前日までに要予約)。全てに野菜とごはんが付く。
 ツリーハウスは3組計14人、テラス席は5組計20人が一度に利用できる。北近畿豊岡自動車道・八鹿氷ノ山ICから車で約40分。同園TEL0796・96・1187

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