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尼崎のサラダ専門店 組み合わせ1155通り奥深きポテサラの世界

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更新日:2019年11月13日

  • トッピングやドレッシングによって見た目も味も別物になる「ある日のポテサラ」=尼崎市杭瀬本町2、amaサラダ

  • 杭瀬本町商店街の大通りに面した「amaサラダ」。大きな看板が目を引く=尼崎市杭瀬本町2、amaサラダ

  • 地元の「平野鮮魚店」とコラボした、サバをパンで挟んだ「サバーガー」(250円)。手土産としても好評だそう=尼崎市杭瀬本町2、amaサラダ

  • 野菜や果物の栄養素を逃がさない自家製の「コールドプレスジュース」なども人気=尼崎市杭瀬本町2、amaサラダ

  • 店舗奥のイートイン兼コミュニティースペース。レトロな雰囲気に合うよう学校の机と椅子を置いた=尼崎市杭瀬本町2、amaサラダ

 ポテトサラダは奥が深い。定番はキュウリとハムで、タマネギがあるとないでは大違い。ゆで卵をのせると主役級、からしを入れておつまみにも。そんな、家庭の数だけある(かもしれない)ポテサラの世界を体感してもらおうと、具材やドレッシングを選んで自分好みにカスタムできる店が尼崎の商店街にある。組み合わせは何と、1155通り(11月13日現在)。大のポテサラ好きで「わが家の味」を求め、試行錯誤を続ける記者が訪ねた。(萩原 真)
 尼崎南部のまち、杭瀬。昔ながらの店が立ち並ぶ商店街で、サラダ専門店「amaサラダ」はちょっと異色の存在だ。
 洋食レストランで20年、シェフなどを勤めた石黒裕介さん(42)が、2014年5月にオープンした。都心への出店を考えていたものの、尼崎出身ながら初めて通り掛かった杭瀬の活気ある雰囲気に魅かれ、「ここで逆に、外からも来てもらえるような店を作り、杭瀬から発信したい」と思ったという。米国の健康食ブームをビジネス紙で知り、サラダに目をつけた。
 商店街の客層にはなじみそうにないサラダ店進出に、当初は「半年でつぶれるやろ」などとささやかれた。淡路産のタマネギや丹波の契約農家など兵庫県内産を中心とした新鮮野菜と丁寧な製法が地元客に支持され、今やすっかり商店街の一員に。神戸や京都にも店を広げた。
 「魔法のポテサラ」とも呼ばれる同店のポテトサラダは、マヨネーズを使わない。サラダの食数が落ち込む冬場にも売れる商品を、とシチューをヒントに考案した。豆乳とバターで煮込み、温め直して食べることもでき、多い日は50~60食も売れる。高い栄養価で人気の同店特製「コールドプレスジュース」と並ぶ看板商品だ。
 そのポテサラをアレンジできる「ある日のポテサラ」は昨年11月に始めた。トッピングはコーンやそぼろなど11種、ドレッシング(またはソース)もたらこマヨソースなど5種から選べる。トッピング1種で290円、2種310円、3種330円。
 人気のトッピングはアボカドと、意外にもカリカリ梅だという。試食させてもらったが、梅の塩気がよく合いドレッシングいらずのおいしさだ。石黒さんのオススメは、アボカドと卵、淡路オニオンローストをトッピングし、淡路オニオンドレッシングをかける組み合わせ。いろいろ試して“究極のマイポテサラ”を探すのも楽しい。
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 地元の子ども食堂に関わったのを機に、「ある日-」の売り上げの一部に加え、店のSNSの「いいね」数もひと月ごとに金額に換算し、各地の子ども食堂に野菜や果物を提供する取り組みも始めた。この10月に杭瀬内で移転し、活動は一時休止中だが、来春にも再開予定という。「サラダ屋らしさで子どもたちを応援したい」と石黒さん。
 移転先は奥に住居部分があり、イートイン兼地域のコミュニティースペースとしてイベントや交流に活用している。地元の鮮魚店とのコラボ商品もこれを機に発売するなど、サラダ界のアイデアマンは地域の盛り上げ役にもなっている。
 午前10時~午後6時。木、日曜定休。TEL06・6415・8457

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