Loading...

TOP > おでかけトピック > トピック情報
EVENT

姫路産バナナ、兵庫県が認証 甘さ濃厚、もっちり1本700円 農業法人、試行錯誤し商品化

ツイート facebook シェア Google Plus

更新日:2020年08月04日

  • 1本ずつ袋入りで店頭に並ぶ福永農産のバナナ(丸共商店提供)

  • 育ったバナナの出来を確かめる福永農産社長の小井佳代さん=姫路市船津町

 兵庫県姫路市船津町の農業法人福永農産が生産するバナナがこのほど、安全安心で特長ある農産物を対象とする兵庫県認証食品「ひょうご推奨ブランド」に認証された。バナナの県認証は初めて。糖度が高く、皮まで食べられる「グロスミッチェル種」を無農薬で栽培。地元のスーパーで1本700円前後の高値で売られており、販路の拡大を目指す。(山路 進)

 同法人は家族6人の有限会社。約17ヘクタールの農地でコメや小麦、イチゴなどを生産する。バナナは、屋根の高さが約5メートルある専用ハウスで約200株を育て、手指を重ねたような房が垂れ下がる。
 グロスミッチェル種は濃厚な甘さと、もっちりした食感が特長で、かつては国内流通の中心だった。約50年前に東南アジアなどの産地で病害が広まり、栽培されなくなっていた。岡山市の農業法人が特殊技術で改良に成功。2017年、病害に強く、日本の冬の寒さに耐える苗の販売を始めた。
 話を聞きつけた福永農産の福永英世会長(77)が「珍しいバナナを作ろう」と社内で提案。娘の小井佳代社長(48)らが岡山への視察や研修を重ね、18年10月に苗を購入して植え付けた。
 約60センチだった苗はどんどん成長した。だが、土中で枝分かれして地表に顔を出す小株を除くなど独特の栽培法が必要で、試行錯誤した。台風でハウス内が水に漬かるなどのトラブルも乗り越え、今年1月、初出荷した。
 収穫は、実がしっかり膨らんだのを見定め、黄緑色のうちに房ごと摘む。週1回、20センチ大の200~300本を出荷する。
 青果卸の丸共商店(姫路)がほぼ全量を仕入れ、倉庫で数日間熟成した後、姫路市内のイオン、マックスバリュ約10店に出る。1袋700円前後。1本の重さが130グラム以上なら1本入り、以下なら2、3本入り。小井社長は「まずまずの売れ行き。栽培技術を上げ、収益を増やしたい」と話している。福永農産TEL090・5975・8650

明日どこ行く?

SEARCH
話題のキーワード
ページトップへ