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シャインマスカットで淡路島の特産目指す 若手農家が生産に挑戦

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更新日:2020年09月27日

  • シャインマスカットの栽培に打ち込む田中一至さん=淡路市

 甘さと食べやすさが人気のブドウ「シャインマスカット」の生産に、兵庫県淡路市の若手農家田中一至さん(26)が挑戦している。栽培開始から5年が経過した今年は、安定生産のめどとなる600房が実った。販売ルートからの引き合いが絶えないといい、田中さんは「淡路の新たな特産物にできるよう、研究を重ねたい」と意気込む。(内田世紀)
 子どもの頃から動植物を育てるのが好きだったという田中さんは県立農業大(同県加西市)に進学。イチジクなどの果樹栽培を学んだ。両親は農業をしていなかったが、卒業後に帰郷し実家で就農。祖父が趣味でブドウなどを作っていた農地で果樹栽培を始めた。
 シャインマスカットは大粒で糖度が高く、皮も食べられる高級品種として親しまれる。淡路島内ではほとんど作られていなかったため、田中さんは「淡路ブランドのシャインマスカットを」と、15年に苗木4株をビニールハウスに植えた。
 害虫などに注意しながら木を育て、18年に小さな実がなった。19年には初めて商品として出荷できる、約700グラムの350房を収穫。観光施設で「シャインマスカット大福」を販売し好評を得た。今年は「4株の限度」という600房に達し、都市部の大手百貨店などから次々と注文が入る。
 今春、栽培面積を拡大し露地で10株を定植。「うまくいけば、ようやく利益が出る」と期待する。アルバイトを続け、家族の協力を得ながら農業に打ち込む田中さん。「品質の良いきれいなブドウにこだわっていく。いずれは友人らを誘って生産グループをつくり、シャインマスカット狩りが楽しめる観光農園を立ち上げたい」と夢を描く。

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