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試行錯誤1年、大吟醸の酒かすで滑らかプリン 三木の和食店がテークアウト商品

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更新日:2021年09月11日

  • 稲見酒造の酒かすと別所産の卵を使ったプリン=三木市本町3

  • 稲見酒造の酒かすと別所産の卵を使ったプリン=三木市本町3

 兵庫県三木市本町3の和食店「川久」が、市内唯一の酒蔵稲見酒造(同市芝町)が醸造した大吟醸の酒かすと、別所産の卵を使ったプリンを販売している。新型コロナウイルス禍で苦しむ農家や酒蔵への応援の思いを込め、持ち帰りテークアウト商品として企画。1年間の試行錯誤の末、素材の香りや滑らかな食感を生かしたスイーツに仕上げた。(長沢伸一)
 川久は1964年にすし店として創業。9年前の2012年に和食店としてリニューアルした。
 以前から稲見酒造の酒かすを用いたムースを冬場に提供し、コロナ禍が長引く中、「酒かすの素材の魅力を引き出した持ち帰れるものを」と、プリンづくりを発案。デザートを担当するおかみの河合加恵さん(46)は「和食のデザートに洋菓子を使うことには葛藤があった。でも、お持ち帰りでおいしい酒かすを広めるのに最も適していたのがプリンだった」と振り返る。
 最初の試作品は酒かすの香りがほとんどなく失敗。「5グラム変わるだけで香りが変わる」といい、酒かすの配分を考えながら何百回と試作を繰り返した。候補を二つに絞り込み、稲見酒造に試食してもらった。「濃厚でより酒かすを感じる」との好評価を受け、商品化を決めた。
 今月4日から始まった「みきdeふるさとスイーツラリー」に合わせて販売を開始。パッケージイラストは三木市出身のイラストレーターこゆりさんに依頼した。1日限定30食で、基本は持ち帰りだが、希望すればコース料理のデザートとして付けられる。
 「酒かすのおかげで和食にも合うテイストになった」と河合さん。「大吟醸の酒かすを使う機会は少ない。このプリンが三木に来てもらうきっかけになれば」と話している。
 販売時間は午前11時半~午後7時。1個300円(税込み)。火曜定休のほか、月に1度不定休。川久TEL0794・82・1079

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