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“ふわしゅわ”台湾カステラ人気 神戸でも店舗増加 食感よし「映え」もよし

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更新日:2021年11月15日

  • アールグレイ専門店「&アールグレイ神戸本店」の茶葉入り台湾カステラ=神戸市中央区磯上通8

  • 「閃閃」の台湾カステラ(撮影・秋山亮太)

  • 台湾カステラ専門店「澎澎」のプレーン味=神戸市中央区北長狭通1

  • アールグレイ専門店「&アールグレイ神戸本店」の茶葉入り台湾カステラ=神戸市中央区磯上通8

  • 洋菓子メーカー「神戸ベル」が製造している台湾カステラのカップデザート=神戸市東灘区住吉浜町

 ふわふわの食感が人気のスイーツ「台湾カステラ」の店が神戸市内でも広がっている。新型コロナウイルス禍で「おうち時間」が増え、買ったその場だけでなく持ち帰ってもおいしいスイーツが好まれるようになったことが人気を後押し。個性豊かな店が続々と登場し、絵本に出てきそうな膨らんだシルエットや、クリーム、ゼリーによるデコレーションなど「インスタ映え」も抜群だ。(綱嶋葉名)

 4月に開業した阪急神戸三宮駅直結の商業施設「EKIZO(エキゾ)神戸三宮」。その一角に入る台湾カステラ専門店「澎澎(ポンポン)」は平日も4、5組が並ぶ。
 頬張るとシュワッとなくなってしまうような口溶けが特徴。秘密は生地を焼く前に混ぜるメレンゲだという。築地原(ついちはら)凉太店長(25)は「メレンゲを多く使っているので焼き上がりがふわふわ。さらに空気を壊さないように手作業で丁寧に混ぜるので、口の中で溶けるんです」と胸を張る。
 40~60代の客が多いといい、訪れた尼崎市の女性(56)は「甘すぎずあっさり。食べやすくて何度も買っちゃう」と笑う。
 同店は全6店舗のうち関西圏に5店舗。築地原店長は、焼きたてのチーズケーキで知られる大阪の洋菓子店「りくろーおじさんの店」が影響しているとし、「チーズケーキのふわふわな生地は台湾カステラと似ているので、関西圏の人に受け入れられやすかったのでは」と推測する。
 販売するのは専門店だけではない。昨年11月、三宮に出店したアールグレイ専門店「&アールグレイkobe本店」は、茶葉の風味が存分に楽しめる商品を提供する。
 洋菓子・パンの製造販売「ベル」(神戸市東灘区)は台湾カステラの新ブランド「閃閃(シャンシャン)」を立ち上げ、昨秋からオンラインなどで販売。カステラケーキをゼリーやクリームで飾ったカップデザートが人気で、イチゴなど4種類をかわいらしい見た目に仕上げた。
 1カット千円弱の店が多い。
 コンビニ各社も参入。主にクリームを挟んだ商品を売り出し、インターネットで「ご褒美スイーツに良い」との声も上がっている。
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 台湾では「現烤蛋糕(シェンカオダンガオ)」と呼ばれて親しまれる。約20年前に台湾北部の淡水地区にあるパン店が、日本のカステラをアレンジして生まれたとの説もある。日本での人気について、情報誌「SAVVY(サヴィ)」編集部員の金子綾さん(40)は「原料が卵ボーロや卵焼きとほぼ同じ。味や香りが日本人にも親しみやすい」とし、「台湾では生クリームなどを挟まないベーシックなプレーンタイプが多いが、日本ではデコレーションしたものも人気。インスタ映えともつながっているのでは」と考える。
 流通科学大マーケティング学科(神戸市西区)の羽藤(はとう)雅彦准教授(34)は「タピオカドリンクや、韓国発祥のチーズハットグ(チーズに衣をつけて揚げたもの)は、買ったその場で写真を撮って食べるもの」としつつ、「台湾カステラは自宅に持ち帰って食べるのが一般的。コロナ禍で受け入れられやすい」とみる。
 料理レシピ検索サイト「クックパッド」の「食トレンド大賞2020」にも台湾カステラが入賞。台湾観光協会大阪事務所の担当者は「コロナ禍で旅行を控える中、スイーツを通して台湾文化に親しんでもらえてうれしい」と話した。

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