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寄付5千円の返礼品新設が人気の秘密? ふるさと納税額が過去最高へ 加西市

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更新日:2022年01月12日

  • 新たに設けられた寄付額5千円の返礼品の神戸ビーフハンバーグ(加西市提供)

  • 人気のトースター用に開発された食パン(加西市提供)

 兵庫県加西市の2021年度のふるさと納税による寄付額が5日時点で59億9256万1千円に上り、過去最高だった前年同期の1.2倍に達していることが、同市のまとめで分かった。新型コロナウイルス感染拡大に伴う「巣ごもり消費」による認知度向上に加え、手軽に寄付できるように同市が従来より低額の寄付額5千円の返礼品を新設したことも効果を上げている。(小日向務)

 20年度の1月5日時点の寄付額は48億5427万2千円。最終的には53億3751万4千円で、本年度は既にこの額を上回っている。前年度と同じペースなら21年度の最終額は65億円前後の見込みという。
 新たに設けた寄付額5千円の返礼品は、加西市産の神戸ビーフを使ったハンバーグ(100グラム4個入り)▽神戸ビーフすじ肉(200グラム3パック)▽返礼品としても人気のアラジントースター用に開発した食パン(ラスクとセットなど3種類)-など。
 昨年11月に登場し、11、12月の2カ月間で、ハンバーグを中心に約4千件の申し込みがあった。同市の返礼品は家電や調理器具などが中心で、1件の寄付額の平均は約4万円。担当者は「5千円の返礼品は、手軽な分、利用しやすく継続的な寄付の『入り口』にもなる。繰り返し選んでもらいやすい食品の返礼品は今後も増やしたい」とする。
 本年度、寄付件数が多かった返礼品は、アラジンのグラファイトトースター(2枚焼き、4枚焼き)の色違い4種類が上位を占め、スムージーメーカー「ドクタースムージー」が続く。6位には5千円の神戸ビーフハンバーグが入った。
 同ウイルスによる緊急事態宣言は昨年9月末で解除され、旅行や外食、店舗での買い物など、外出は回復しつつあるが、ふるさと納税への寄付額は順調に伸びた。同市の担当者は「全国的にも同じような傾向。認知度が上がったことでふるさと納税の利用が続いている」と分析する。
 本年度の増加は、仲介サイトの写真の見栄えや検索しやすい商品名への改善などに力を入れた点も影響したとし、「現在は市外の業者などに委託している返礼品の発送など関連業務を地域内でこなす仕組みをつくることも検討したい」としている。

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