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背徳感がたまらない!? 禁断の味「夜パフェ」ブーム 専門店が続々 週末は500食、行列も

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更新日:2022年06月12日

  • 夜空の下、アイスをおいしそうに食べる大学生=神戸市須磨区平田町1、「アイスるんです」(撮影・秋山亮太)

  • 兵庫県でも増えつつある「夜アイス」の店。板宿駅近くの専門店では行列ができる日も多いという=神戸市須磨区平田町1(撮影・秋山亮太)

  • パフェ専門店「アイスは別腹」の姫路城をモチーフにした商品(左)など=姫路市本町(撮影・大山伸一郎)

  • たっぷりのソフトクリームにフルーツが載ったパフェ=西宮市鳴尾町3、「19時のGohoubi鳴尾店」(撮影・霍見真一郎)

 ソフトクリームに果物などがトッピングされたパフェを夜に楽しめる店が流行している。夕方からしか開いていない専門店も多い。祭りの夜店のような高揚感や、一日のご褒美として手頃な点が人気の秘密のようで、飲み会の「締め」の一品にも最適だ。眠る前におなかが冷えるとか、カロリーオーバーとか、そんな背徳感も、かえって魅力を高めているという「禁断の味」。この夏、あなたもいかが?(霍見真一郎)
 「夜パフェ」や「夜アイス」と呼ばれるこのブームは、関西では数年前から大阪の繁華街などで始まり、昨年から兵庫県内でも急速に店が増えた。
 神戸市須磨区の板宿駅前で5月1日にオープンした夜アイス専門店「アイスるんです」は、午後4時から午前0時にしか開店しない。昼間はシャッターが閉まっているのに、夜は人だかりができる。
 「夜アイス? お風呂上がりに食べるアイス、おいしいでしょ。そんな感じ。一日の疲れが取れる」と会社員の女性(42)はにっこり。会社員の男性(29)は「歯を磨いた後だから食べたらあかん、と言われても食べたくなるような感覚」と魅力を語る。家族5人で訪れた自営業の男性(26)は「アイスは昼より夜に食べる方が子どものテンションが上がる」と話した。
 4月まで大阪の老舗和食店で板前をしていた同店代表菊見誉さん(25)は「開店前は1日80食を目指していたが、平日で200食、金曜や土曜は500食は売れる」と手応えを口にする。料理の腕を生かした手作りのトッピングも人気で、開店1カ月余りなのに、2号店の出店が決まった。
 姫路城近くにできた姫路市の夜パフェ専門店「アイスは別腹」は、今春大学を卒業した双子、岡本直也さん(23)と拓也さん(23)が昨年11月に開いた。新型コロナウイルスの影響で大学が休講やオンライン授業になり、時間を有効活用しようと店の経営を計画。テイクアウトで勝負できるパフェに目を付けた。ライトアップされる姫路城の観光客を狙い、城がモチーフのもなかを添えたパフェや、食事帰りの大人を意識したお酒入りパフェも用意。直也さんは「交流サイト(SNS)で宣伝した効果で、遠方からのお客さんも多い」と話す。
 阪神電鉄の鳴尾・武庫川女子大前駅(西宮市)前で夜パフェに力を入れる「19時のGohoubi(いくじのごほうび)鳴尾店」は今年4月にオープン。居酒屋の運営会社が手がけており、社長の山本浩士さん(55)は「コロナで一時苦境に立たされたこともあり、新しい世界に手を伸ばした」と打ち明ける。「夜は作りたてのパフェを食べられる場所は少ない。育児中の女性が一日頑張ったご褒美にもお薦め」とする。
 関西スイーツの動向に詳しい情報誌「SAVVY(サヴィ)」編集部によると、「夜パフェ」は、乳製品が強みの札幌市で飲み会の最後に食べるパフェである「シメパフェ」文化が源流にあるという。ただ、札幌出身の編集者吉田暁音さん(26)は「テイクアウト専門が多いのは札幌にはない特徴」といい、店舗面積や設備が少なく済むことも、出店へのハードルを低くしている理由の一つとみる。

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