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うな重、あら煮…自販機で販売 プロ料理人の目利きと技に自信 姫路の仕出し店「魚雅」

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更新日:2022年07月23日

  • 山陽電鉄白浜の宮駅北に魚雅が設置した自動販売機

  • 凍結機に食材を入れる黒田順司さん=姫路市大塩町

 うな重(大)3千円、焼き穴子丼750円、あら煮450円-。一風変わった冷凍食品の自動販売機が今夏、山陽電鉄白浜の宮駅北など兵庫県姫路市南東部3カ所にお目見えした。手がけるのは、同市大塩町の仕出し店「魚雅(うおまさ)」。新型コロナウイルス禍に伴い、飲食店の自販機ビジネスが広がる中、プロの料理人が目利きと技を生かして、差別化を図っている。(段 貴則)
 魚雅は、現店主・黒田順司さん(49)の祖父が昭和20年代に鮮魚店兼仕出し店として創業した。地域の会合に加え、帰省シーズンを中心に仕出し料理を提供し、地元に根を張ってきた。
 ところが、コロナ禍で人が集まり仕出し料理を食べる機会が激減。特に、姫路・灘地区から高砂・曽根にかけて営まれる秋祭り期間中の売り上げは年間の1割に相当していたが、ここ2年は祭りが大幅に縮小された。
 黒田さんは従業員約15人の雇用や店の維持のため、飲食業界で相次ぐ自販機導入の動きに着目。当初はプロの料理人として冷凍食品への抵抗もあったが、冷凍技術の高さを知り、姫路商工会議所の後押しを受けて事業化を決めた。
 国の補助金を使い、食材をマイナス45度で急速に冷凍する設備を導入。手焼きで仕上げたうなぎや穴子を載せたお重、丼、甘辛の煮汁で一気に炊きあげたあら煮など、仕入れの目利きや調理の技を生かせるメニューをそろえた。
 「プレゼントや自分へのご褒美として利用してもらえれば」と黒田さん。一方で「仕出し料理を口にする機会が少ない人も多い。エビフライなど気軽に食べてもらえるメニューにも力を入れている」と話す。6月の設置以降、販売は好調で、来月中に自販機を増やす予定。設置場所はホームページで公開している。

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