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兵庫の豪雪地どんなとこ? 香美町の兎和野高原

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更新日:2017年02月14日

  • 大雪で埋もれたアメダス=13日午後、兎和野高原野外教育センター

  • 普段のアメダス=2014年5月(同センター提供)

  • 神戸新聞NEXT

 兵庫県香美町の兎和野(うわの)高原で積雪×××センチ-。新聞やテレビで報じられる大雪の報道で、この地名を見聞きした人は多いだろう。兵庫の“豪雪地”としてクローズアップされる兎和野高原とはどんな場所か、訪ねてみた。(黒川裕生)

 旧3町が合併した香美町は、日本海沿いの香住区、山あいの村岡区、小代区の3区から成る。兎和野高原が位置するのは村岡区で、香住区(旧香住町)の中心から、南に車を走らせて約50分かかる。
 地域気象観測システム(アメダス)が置かれているのは、村岡区宿(やど)の県立兎和野高原野外教育センター敷地内で、標高は約550メートル。駐車場の一角にあり、2005年12月から観測を続けている。
 今回の大雪がピークをすぎた13日、山々に囲まれた高原に入った。駐車場は雪でふさがれ、かんじきに似たスノーシューを長靴に取り付けないと身動きが取れない。足跡一つない新雪をかき分けて進むと、雪に埋もれたアメダスを発見。5月にはレンゲツツジが咲き誇る一帯は、見渡す限りの雪原だった。
 神戸地方気象台によると、05年12月以前は麓の村岡小学校(村岡区村岡)にアメダスを置いていたが、観測環境の改善のため移設された。アメダスは「村岡」の名を引き継いだが、旧村岡町の住民から「積雪量が村岡の中心部と違いすぎる」との声が相次いだことなどを受け、07年1月に現在の「兎和野高原」に変更された。
 だが、なぜ兎和野の積雪ばかりが報じられるのか? その答えは気象庁の県内の積雪観測点が、神戸と但馬4カ所(香住、豊岡、兎和野高原、和田山)に限られるためだ。このため、ほかの地域で積雪があっても兎和野が前面に出ることになる。
 兎和野高原の積雪量は14日午前10時の時点で194センチ。観測史上の最高値は12年2月の205センチだ。合宿や自然学習の舞台ともなる同高原。野外教育センターの田中勲所長(66)は「春や夏に来た子どもたちには『冬になるとニュースで兎和野の名前が出るから、思い出してね』と言っているんですよ」とほほ笑んでいた。

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