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“オシャレすぎる”薬局 世界的デザイン賞受賞

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更新日:2017年06月02日

  • 薄暮に光を放つ「ゴダイ薬局 御国野店」=姫路市御国野町国分寺(撮影・山崎 竜)

  • シンプルな内装と広い間口は、まるでショールームのよう=姫路市御国野町国分寺(撮影・山崎 竜)

  • デザインを手掛けた松本哲哉さん

 広々としたガラス張りの外観。その奥に、モノクロで統一された内装が浮かび上がる。未来の研究所のようだが、実は兵庫県姫路市内にある薬局だ。一級建築士事務所「マツヤアートワークス」(同市船丘町)の松本哲哉さん(40)がデザインを手掛けた。今年、世界的に権威のあるイタリアのデザイン賞「A’ DESIGN AWARD」の建築部門で最高賞を受賞した。
 同市御国野町国分寺の調剤薬局「ゴダイ薬局 御国野店」。平屋の建築面積約150平方メートル。今年2月1日に開業した。姫路第一病院の隣にある。
 「話題性のある建物を」と依頼を受け、松本さんがキーワードに据えたのが癒やしだった。患者は病気や傷の治療を目的に薬局を訪ねる。「医療における癒やしは信頼感と考えた。処方される薬への信頼が患者の安心に結びつくはず」
 では、信頼感をどう演出するか。「この薬なら効きそう、と患者の期待が膨らむ場所にしたい」。脳裏に浮かんだのが、最先端の研究所のイメージだった。
 モノクロの内装は見る人にクールさと落ち着きを感じさせる。軒先の天井と床は外部にせり出し、ガラスの奥に見える内装を強く印象づけるよう工夫した。
 勤務する薬剤師によると、患者や通行人から「おしゃれ!」「薬局に見えない」と驚きの声が聞かれるという。
 松本さんは姫路市出身。大阪芸術大で建築を学んだ。店舗の設計が長く、国内を中心に多くのデザインを手掛けた。同賞の受賞は3年連続だが、最高賞は初めて。
 「顧客の利益につながるデザインを追求してきた。地元の作品が認められたことは素直にうれしい」と話した。(金 旻革)

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