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未来の三宮駅前は歩行者空間に 神戸市が基本計画案

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更新日:2017年11月28日

  • 三宮駅から海側を見たイメージ(神戸市基本計画から)

  • 車が行き交う現在の三宮駅南側交差点=27日午後、神戸市中央区(撮影・大森 武)

  • 三宮駅前のイメージ図(神戸市基本計画から)

 都心・三宮の再整備を進める神戸市は27日、三宮駅南側交差点に一般車両を入れなくし、一帯を人と公共交通優先の空間に改造する「えき●まち空間基本計画案」を発表した。30年後の再整備完了を見据え、「美しき港町・神戸の玄関口」というテーマにふさわしい景観を整えるため、沿道の建物の外観に「景観デザインコード」を設定する。
 同日の都心三宮再整備推進会議で、三宮駅南東に建設する高層バスターミナルビルの基本計画案とともに発表した。JR、阪急、阪神、市営地下鉄、ポートライナーの六つの駅と街をつなぐ一帯を「えき●まち空間」と位置付ける。
 フラワーロード(南北軸)と中央幹線(東西軸)の交差点を「三宮クロススクエア」とし、南北軸にバスや路面電車などの公共交通を通す以外は歩行者の空間とする。イベントなどにも活用。周辺には駐車場や駅前広場を整備する。
 デザインコードは、クロススクエアに面する建物の低層部を奥行き4メートル、高さ7メートルのピロティ(柱のみの外部空間)として圧迫感を軽減し、中層部は高さ45メートルにそろえて統一感を出す。高層部は中層部より4メートル以上セットバックさせ、控えめなデザインを求める。
 市は今後、交差点の東西軸の車線減少と歩道拡幅を段階的に進めるとともに、駅前広場の再整備に順次着手。一帯では、高層ツインタワーのバスターミナルビル建設やJR三ノ宮駅ビルの建て替えなども予定されている。(森本尚樹)
※●はヨコに波線二つ

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