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陶芸や古美術など200点並ぶ 篠山で「内田鋼一展」

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更新日:2019年01月13日

  • 深さや直径が1メートルを超えるものもある、五つのつぼ。シンプルな形や経年変化で風化したような質感を、間近で鑑賞できる=兵庫陶芸美術館

 陶芸家であり、古美術、古道具の収集家でもある作家・内田鋼一さんが、自作や紀元前からの美術品など約200点を出品するテーマ展が、兵庫陶芸美術館(兵庫県篠山市今田町上立杭)で開かれている。時間の経過が生んだ素材の味わい、生活に寄り添うシンプルなデザインなど、世界各地で培われた感性が空間にあふれる。2月24日まで。
 内田さんは1969年に名古屋市で生まれた。高校で陶芸を学んだ後、アジアやアフリカ、ヨーロッパなどを巡り、原始的な窯や近代工業としての窯業を学んだ。現在は日常の器に加え、インテリア、建築とのコラボレーションなどで幅広く活躍している。
 会場で最初に目を引くのは、深さや直径が1メートルを超えるものもある、五つの大きなつぼ。手びねりでシンプルに成形した粗土に、白土を塗り込んで焼成し、経年変化で風化したような味わいが特徴的だ。西アフリカで学んだ技法による「ホワイトボウル」、いろんな土や釉薬、焼成方法を用いて多彩な表情に仕上げた急須、土瓶も並ぶ。
 内田さんのコレクションからは、古代ローマ時代のしっくい箱、江戸期に作られた白い丹波焼などを出品。さらに内田さんが三重県四日市市に開設した私設美術館の所蔵品からも、「萬古焼」や陶製の生活品、古い栓抜きなどを展示する。
 学芸員のマルテル坂本牧子さんは「内田さんの作品は無国籍ともいわれる。新しい陶芸のあり方を問う展示を楽しんでほしい」と話している。
 19日午後1時半からは内田さんと陶作家・安藤雅信さんによるクロストーク、20日午前11時からは内田さんが展示を解説するアーティストトークがある。どちらも観覧券で参加でき、事前申し込み不要。
 月曜休館(祝日の場合は開館し、翌日が休館)。午前10時~午後6時。同時開催中の特別展「やきものを分析する-装飾編-」の観覧券(一般600円、大学生500円、高校生以下無料)で入館できる。内田鋼一展のみの観覧券はない。同館TEL079・597・3961
(金 慶順)

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