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42年かけ購入「鉄道ファン」500冊 伊丹で一挙公開へ

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更新日:2019年06月15日

  • 岡田隆義さんが40年以上購入し続けた雑誌「鉄道ファン」がずらりと並ぶ=伊丹市宮ノ前3

 兵庫県伊丹市内の鉄道愛好家が42年かけて毎月買い続けてきた鉄道雑誌500冊を一挙に公開する展示会が14日、同市宮ノ前3の市立図書館ことば蔵で始まった。幼少期から鉄道に魅了され、JR線は全線を完全乗車。娘2人の名前に新幹線の名称を付けるなど、根っからの“鉄ちゃん”の家宝がずらりと並ぶ。21日まで。
 伊丹市の岡田隆義さん(53)が所蔵する月刊「鉄道ファン」。1961年に交友社(編集部・東京)から発行され、話題の電車や車両などを写真とともに絶妙な解説で紹介し、愛好者から人気が高い。
 「生まれた時から鉄道ファン」を自認する岡田さんは幼少期、実家近くの阪急電鉄伊丹線の線路そばで、走る電車をずっと眺めていたという。小学6年になって初めて鉄道ファンを購入。月千円の小遣いで毎月買うのは厳しかったが、200号の特別号が発売された77年から毎月買うように。「マニアックな話題から、ブームをとらえたものまで、ファンのつぼを付いてくる」と岡田さんは笑う。
 電車に乗ることが好きな「乗り鉄」。車内では携帯電話は触らず、いつも車窓風景を楽しむ。釧路湿原を突っ切る北海道の釧網本線は、思い出に残る路線の一つという。全国のJR線はすでに完全乗車し、私鉄電車もあと少しで乗り終える。「レールがある限りどこにでも行ける」と目を輝かせる。中学生と小学生の娘に、「希美」と「さくら」と新幹線の名称を名付け、携帯電話の着信音はJR東京駅の山手線の発車メロディーに設定するなど、鉄道好きは筋金入りだ。
 展示会では、200号以降にこれまで毎月購入してきたバックナンバー計500冊が並ぶほか、最終日には発売されたばかりの700号も加わり、来場者は自由に読むことができる。「好きな車両」と「心に残る鉄道ファンの特集タイトル」について投票できる催しがあり、15、16日午後2時からは投票結果を紹介するトークイベントもある。午後1~5時。同館TEL072・784・8170
(斉藤絵美)

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