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三国志巨大ジオラマ、2度の大移動 震災復興シンボル「長田以外考えられない」

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更新日:2019年11月21日

  • 新たな移設先で展示が始まった三国志のジオラマ。作り込まれたフィギュアが目を引く=神戸市長田区大谷町2、神戸常盤大(撮影・斎藤雅志)

 神戸市出身の漫画家、故横山光輝さんの代表作「三国志」をテーマにした巨大ジオラマが、同市長田区の神戸常盤大学で展示されている。もとは阪神・淡路大震災の復興再開発ビルに整備された「KOBE三国志ガーデン」(同区)にあったが、16年の閉館後2度目となる移設で同大学へ。地域活性化の願いが込められたジオラマが再び“歴史”を刻み始めた。
 同ガーデンは11年、「アスタくにづか5番館」にオープン。震災復興のシンボルとして設置された「鉄人28号」の実物大モニュメントに続き、地域の新名所にと市が整備し、NPO法人「KOBE鉄人プロジェクト」が運営を担った。
 ジオラマはその目玉展示として、地元の彫刻家が中心となって約1年をかけて制作した。大きさは幅13メートル、奥行き2・6メートル。全国の作家から寄せられた作品と合わせて約2千体を使い、約100年間にわたって中国大陸で繰り広げられた魏、呉、蜀の興亡を150もの場面で再現した。中には映画にもなった「赤壁の戦い」などの名シーンもあり、人気を集めた。
 いずれのフィギュアも表情や武器、よろいなど細部まで作り込まれた力作で、16年の閉館後は同区のホームセンター「アグロガーデン神戸駒ケ林店」へ移設。今秋の同店の改装で再び移すことになり、同プロジェクトの正岡健二理事長(71)が、地域のにぎわい創出に積極的な神戸常盤大に協力を依頼した。「ジオラマは長田の震災復興のシンボルでもあり、区外での展示は考えられなかった」という。
 快諾した同大の担当者は「学内には中国からの留学生もいる。学生同士の異文化理解にもつながれば」と期待。「全国から人形が集まったと聞いて物語を感じる」という同大4年の学生(22)も「迫力があって三国志に詳しくない人でも楽しめそう」とアピールする。
 一般公開もしており、見学希望者は同大(TEL078・611・1821)へ。
(千葉翔大)

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