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兼高かおるさん「旅の資料館」2月末閉館へ 淡路

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更新日:2020年02月03日

  • 閉館が決まった「兼高かおる旅の資料館」=淡路市塩田新島、淡路ワールドパークONOKORO

  • 旅の映像やパネル写真、世界中で集めた衣装などが並ぶ「兼高かおる旅の資料館」の館内=淡路市塩田新島、淡路ワールドパークONOKORO

  • 兼高かおるさん(一般財団法人兼高かおる基金提供)

  • 写真左から時計回りに“若き日”の兼高かおるさん、本人ゆかりの食器や小物、本人ゆかりの民族衣装=淡路市塩田新島、淡路ワールドパークONOKORO

  • 兼高かおるさんゆかりの衣装(左)と展示物「象の足のテーブルの脚 ケニア」=淡路市塩田新島、淡路ワールドパークONOKORO

 神戸市出身の旅行ジャーナリストで、2019年1月に90歳で死去した兼高かおるさんのコレクションを展示してきた「旅の資料館」(兵庫県淡路市)が28日に閉館することが分かった。兼高さんはテレビの海外紀行番組の案内役として約150カ国を巡り人気を集めたが、往時の活躍を知らない人も増え、入場者が減っていた。7日から番組の特別上映などを企画している。(佐伯竜一)
 資料館は1985年、淡路島で開かれた催し「くにうみの祭典」の目玉施設としてオープンした。高さ約7メートル、床面積700平方メートルの鉄筋コンクリートの建屋に、旅で集めた工芸品や民俗資料など約1600点を所蔵、当時の映像や写真パネルを並べる。
 祭典会場跡地の観光施設「淡路ワールドパークONOKORO」の一角に位置し、兼高さんも年数回訪れていた。ONOKORO支配人の清水浩嗣さん(64)は「気さくで上品、いつもおしゃれ。淡路の集客増を気に掛けていただいた」と懐かしむ。
 展示は兼高さんが監修していたこともあり、亡くなった後、同館と自身の関連団体の関係者が閉館を決めたという。コレクションはこの団体が引き取る。閉館後の建物の利用法は決まっていない。
 同館は2月15、16、23、24日の午後に4回ずつ、兼高さんに同行していたカメラマンの館内ガイドを企画している。営業最終日の同月28日午後3時からは、事前予約の30人限定で館内ツアーと閉館セレモニーを実施する。「日本人と世界を近づけた偉人。最後にぜひ足を運んで」と清水さんはPRする。
 入館は無料だが、ONOKOROの入園料が必要。中学生以上1400円、4歳~小学生700円(3歳以下無料)。ONOKOROTEL0799・62・1192
【かねたか・かおる】1928(昭和3)年生まれ。神戸市出身。東京の香蘭女学校を卒業し、米ロサンゼルス市立大に留学。帰国後は英字紙でフリーライターとして活動した。日本人の海外渡航が自由化される前の59年から紀行番組に出演。その後、番組名を「兼高かおる世界の旅」に改め、90年まで放映された。行動力と語学力を生かして幅広く取材し、スペインの画家ダリや米ケネディ大統領とも面会。総移動距離は地球180周分に及んだ。

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