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兵庫県内のミュージアム再始動 工夫しながら“新しい日常”

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更新日:2020年06月02日

  • 所蔵コレクションを基に構成した企画展「Treasures of Fashion-ヴァレリー・スティールの審美眼」(8月30日まで)の会場=神戸ファッション美術館

  • 生誕120年を記念した「水彩画家 別車博資展」の会場=神戸ゆかりの美術館

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、長期間、臨時休館していた兵庫県内のミュージアムも相次ぎ開館し、延期となっていた展覧会も幕を開けている。多くの愛好家らが再開を喜ぶ一方、期待していた特別展中止を嘆く声も。ポストコロナの“新しい日常”が始まり、入館者数制限のため予約制を採用する館や常設展示のみを公開する施設もある。(堀井正純)
 神戸ファッション美術館(神戸市東灘区)など、神戸市立の4館は5月19日から営業再開。神戸ゆかりの美術館(同市東灘区)は、神戸を拠点に活躍した水彩画家・別車博資(べっしゃひろすけ)の生誕120年を記念した回顧展を6月28日まで開催している。
 神戸市立博物館(同市中央区)は常設展示や所蔵コレクションのコーナーだけを公開し、ファン待望の特別展「コートールド美術館展 魅惑の印象派」は開催を断念した。英国へ作品を返却する時期を先延ばしできず、開催すれば短期間に来館者が集中するとみられ、感染防止策を十分に取るのが困難と判断した。同館は、10月に予定していた大規模な特別展「ボストン美術館展 芸術×力」も既に中止が決まっており、今年の目玉企画二つが消えた。
 西宮市大谷記念美術館は毎夏恒例の「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」が、イタリア側の事情で作品輸送のスケジュールが乱れ、やむなく中止となった。毎年、同館の年間収益の柱となる人気企画だけに「痛手は大きい」と越智裕二郎館長。同館は6月1日からオープンし、中断していた特別展「メスキータ展」(6月27日まで)を再開した。ただし、入場には時間指定の電話予約が必要で、一日500人までに制限している。
 兵庫県立考古博物館(播磨町)、人と自然の博物館(三田市)など、県立の4施設は6月2日から開館。県立歴史博物館(姫路市)は当面、常設エリアのみのオープンとなる。世界各地の異形の怪物や妖怪に光を当てた特別展「驚異と怪異-モンスターたちは告げる-」は6月23日~8月16日に会期を変更。県立美術館(神戸市中央区)は特別展「超・名品展」(6月7日まで)に1時間150人までの予約制を導入した。
 私立ミュージアムでは、香雪美術館(同市東灘区)が5月23日から所蔵品による「茶の湯の茶碗(ちゃわん)」展(8月30日まで)を開催中。三木美術館(姫路市)は6月3日に再開し、非業の死を遂げた神戸ゆかりの画家・鴨居玲の作品展を8月16日まで催す。

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