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着物に輝くいのちの色 人間国宝・志村ふくみ作品展 姫路市立美術館

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更新日:2020年07月03日

  • 志村ふくみさん

 染織家で紬(つむぎ)織の重要無形文化財保持者(人間国宝)、志村ふくみさん(95)=京都市=の作品展「いのちを織る」が4日、姫路市立美術館(兵庫県姫路市本町)で開幕する。長期休館中の滋賀県立近代美術館のコレクションを中心に、約100点で約60年の創作の軌跡を振り返る。(堀井正純)
 滋賀県近江八幡市出身。母の影響で織物を始めた。民芸運動で重要な役割を果たし、人間国宝となった木工芸家・黒田辰秋、陶芸家・富本憲吉らに師事。野山で採取した草木で自ら糸を染め、深く豊かな色合いの着物を織り上げる。1990年に人間国宝に認定され、2015年には文化勲章を受章した。
 本展は「近江八幡にて」「嵯峨1」「嵯峨2」の3章構成で時代別に展示。紬織の着物のほか、染め上げた糸や裂帖(きれちょう)も出品する。
 随筆家としても有名で、著書「一色一生」や「色を奏でる」には、自らの創作を通し気づき、内からあふれ出た、自然や生命への感謝、畏敬の念がつづられる。「植物の命の色をいただく」と語り、「人間の心に不純物があって、どうして色を純粋にひき出すことができようか」などと記す。その真摯(しんし)な生き方、創作姿勢に心打たれるファンも少なくない。
 8月30日まで。月曜休館(8月10日は開館し、翌日休館)。千円ほか。同館TEL079・222・2288

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