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デニム?いえ皮革です「大工用腰袋」 ジーンズマニア担当者の熱意で完成

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更新日:2020年10月17日

  • 革の表面を削った生地「ヌバック」でデニムの風合いを出した腰袋=三木市末広1

 兵庫県三木市末広1の金物卸売業「ヒマサ金物」が、デニム生地の質感を再現した皮革で、くぎや工具を入れる大工用の腰袋を売り出した。ジーンズマニアという担当者の熱意で開発を始め、たつの市の皮革業者の協力で完成。デニム素材の作業服が増える中、担当者は「コーディネートの幅が広がる」とアピールする。
 同社は20年前にふくろ倶楽部(くらぶ)事業部を設立。皮革を使った腰袋の製造・販売を始めた。新商品「朱雀」は、アメカジ好きという同事業部の船守洋平部長(40)が発案。作業現場では摩耗がひどく、工具は先端が鋭利なものも多いため、袋には耐久性が求められる。「引っ張りに強くてもこすれに弱いデニム素材で作るのは難しかった」と説明する。
 牛革をデニムのように見せようと、革を青の染料で染めたが、ツルッとした表面が光沢感を生み、程遠いものに。革の表面を削って起毛させる方法でより近いものになったという。
 染色後に過度の色落ちを防ぐ「色留め」を施した生地には、本物に近づけるため、ジーンズ用の「リベット(留め具)」を使用した。船守部長は「『リベットは革に打ったことがない』と聞いたが、できてしまった」と笑う。
 6月から販売し、既に約1500個が売れた。「ジーンズと同じように傷一つで表情が変わる。経年変化を楽しむつもりで育てながら使って」と話した。
 3タイプあり、1万6120円~1万9450円。大工道具専門店などで購入できる。(篠原拓真)

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