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神戸の玄関口に水路整備構想 新神戸駅-三宮間の1・7キロ

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更新日:2020年12月30日

  • 人工水路の整備が検討されているフラワーロード。六甲山系の湧き水を新神戸駅付近から三宮中心部(写真奥)へ流すという=神戸市中央区の加納町3丁目交差点付近(撮影・辰巳直之)

  • 神戸新聞NEXT

  • 新神戸駅近くで豊富に湧き出る水(神戸市提供)

 神戸市が都心・三宮再整備の一環として、新神戸駅と三宮中心部をつなぐ幹線道路「フラワーロード」で、六甲山系の湧き水を流す人工水路の整備を検討していることが分かった。神戸の玄関口に潤いのある景観を演出し、都市部の気温上昇対策や災害時の水源にも生かす狙いがある。明治期には旧生田川が流れていた場所で、150年を経て、せせらぎを復活させる。(初鹿野俊)
 人工水路の整備を検討しているのは、都心部を南北に貫くフラワーロードで、新神戸駅の南西付近からJR三ノ宮駅の北側辺りを結ぶ約1・7キロ区間。構想では、北行き道路の3車線のうち歩道寄りの1車線をなくして、歩道を広げて水路の用地を確保する。
 既に水量や水質の調査を始めており、2021年度当初予算案に調査費用などを盛り込みたい考え。水路を南方にある市役所方面へ延長することも検討するとみられる。
 新神戸駅周辺には、新幹線やバイパス道路などのトンネルが5本あり、もともと湧き水が豊富。その大半は現在の生田川を通って海に流れ出ている。この水を高低差で三宮中心部まで流し、都心部で涼感を演出。また、阪神・淡路大震災後の区画整理で市内各地に整備した水路と同様に、初期消火用水としての役割も期待する。
 市によると、遅くとも1594(文禄(ぶんろく)3)年には、旧生田川がフラワーロードの場所を流れていた。川幅は80~90メートルあり、東西交通の妨げになっていたほか、豪雨のたびに氾濫したという。神戸港開港後も課題とされ、下流部にあった外国人居留地側から改修の要望が出され、明治政府は移設を決定。1871(明治4)年、東へ約800メートルの現在地に付け替えられた。
 市の担当者は「自然の湧き水なので災害時も活用できる。実現に向けて可能性を探りたい」としている。

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