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遊びと偶然で生まれた斬新な表現 「破墨」展覧会

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更新日:2021年06月25日

  • 遊びと偶然性を生かした作品で、長谷川三郎らの思想も紹介する=神戸市中央区山本通3

  • さまざまなパフォーマンスの映像を重ねて上映している=神戸市中央区山本通3

  • さいころの転がり方に応じて描いた作品などが並ぶ会場=神戸市中央区山本通3

 水墨画の技法「破墨」の新たな可能性を探る展覧会「プレ・プレイ」が、神戸市中央区山本通3、海外移住と文化の交流センターで開かれている。創作のため、偶然性に身を委ねるプレイ(=遊び)を考案。そこから生まれた斬新な表現が4つの空間を彩る。
 「C.A.P.(芸術と計画会議)」所属の日本画家山下和也さん(43)=同市垂水区=らによる「破墨プロジェクト」の一環。神楽舞手やファッションデザイナー、写真家、彫刻家など8人が参加した。破墨は中国で生まれ、8世紀頃には、墨を口から吹くなどパフォーマンスも交えた表現がなされていたという。日本では室町時代の画僧、雪舟の国宝「破墨山水図」が有名で、こうした歴史を踏まえ再構築を試みる。
 雪舟に心酔した神戸ゆかりの抽象画家、長谷川三郎(1906~57年)の、偶然性を生かす手法や思想にも着目。長谷川と交流があった彫刻家、イサム・ノグチ(1904~88年)にも関心を寄せた。
 さいころの転がり方に応じて線を描いたり、めい想してから禅語を書いたり…。核となる表現方法を反映させ、ゲーム形式で創作した。「無」や「あやとり」などのテーマごとに、同時に別々のパフォーマンスをし、その映像を重ねて映し出す「仮想劇場」も上映。山下さんは「視覚的に楽しい要素を盛り込んだ。遊びは創作と深くつながっている」と語る。
 27日まで。午前10時~午後7時(最終日は午後5時まで)。映像はユーチューブで公開中。C.A.P.TEL078・222・1003
(小林伸哉)

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