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宇宙舞台に「ロミオとジュリエット」 ピッコロ劇団、土田英生の新作公演

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更新日:2021年09月24日

  • 作・演出の土田英生(左)と出演者の樫村千晶(中央)、橘義=尼崎市南塚口町3(ピッコロシアター提供)

 兵庫県立ピッコロ劇団が第71回公演「いらないものだけ手に入る」を10月9~14日、ピッコロシアター(同県尼崎市)で行う。作・演出に迎えるのは、京都を拠点とする劇団「MONO」代表の土田英生。2002年以来の顔合わせとなる作品は、「ロミオとジュリエット」を下敷きにした、宇宙時代のラブストーリーだ。
 舞台は、マナヒラとコチという二つの国の移住者が暮らすスペースコロニー。かつては平和に共存していたが、地球で起きた戦争により、争いを深めていく。幼なじみの松尾露美(ろみ)と坂下樹里(じゅり)の間に芽生えた恋も、民族意識に目覚めた家族や愛国者グループに行く手を阻まれる。果たして二人は結ばれるのか-。
 「ド直球の恋愛もの」のつもりでスタートした企画だったが、「ロミジュリ」の背景となる両家の対立を、現代社会を覆う分断の問題としてクローズアップする作品となったという。
 「分断を乗り越える回路をなんとか見つけたい」と土田。声の大きい人たちが作り出す世論に流されず、「大多数の人の普通にふわっとしていたい感じを強くしたい。それには、恋愛や自分の欲に正直に生きることが一番大事だと思う」
 ピッコロ劇団との19年前の初タッグでは「若かったので自分の世界にしたがるところがあった気がする」といい、今回は「メンバーと関係をつくりながら、面白い舞台にしていきたい」と話す。おしゃべりには定評があり、稽古場は「緊張がほぐれて、やりやすい」と樹里役の樫村千晶。露美役の橘義も「わくわくしていて、期待に応えたい」と意気込む。
 10月9日午後1時、5時半▽10日同2時▽12日同6時半▽13、14日同2時-の6回(11日休演)。一般3500円ほか。同シアターTEL06・6426・8088
(田中真治)

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