Loading...

TOP > おでかけトピック > トピック情報
EVENT

「存在」感じる声の演劇 「StarMachineProject」 28~30日、神戸で公演

ツイート facebook シェア Google Plus

更新日:2022年01月21日

  • 「定位」の公開稽古=大阪市東成区、フライング・カーペット・ファクトリー

 ポストコロナ時代の演劇を模索する「StarMachineProject」の公演「定位」が28日から、神戸・新開地の神戸アートビレッジセンター(KAVC)である。関西の注目劇団の選抜企画「KAVC FLAG COMPANY」の一環。声で観客の想像力を誘発する、実験的な舞台になりそうだ。
 劇団「sunday」に所属する赤星マサノリ(47)が2018年から主宰。映像を使ったパフォーマンスなどを手掛けてきたが、コロナ禍が演劇活動に与えるダメージを目の当たりにし、「どんな状況でも継続できる作品」を構想し始めた。
 今回は、舞台上の会話にリモートと収録の音声を混ぜ、登場人物の頭上のスピーカーと片耳イヤホンから発信。聞こえてくるのが生か録音か、誰がどこで話しているのか、あいまいな状態を生むことを試みる。
 「一番のテーマは存在と不在」と赤星。視覚に偏らない能動的な体験を観客に促し、「その場にいなくても声だけで存在を感じられれば、演劇として成立するのでは」と考える。
 リアルなエピソードトークや文学作品の引用などによりシーンは変化していき、「分かりやすいストーリーはないが、ドラマはある」。演劇の既成概念を揺さぶる挑戦は、キャストやスタッフの区別なく「参加メンバー」とチラシに表記した点にもうかがえる。
 タイトルの「定位」は、音の方向を示す音響用語。生き物が安定状態へと動く方向の意味もあるといい、模索の途上にある舞台を「みんなで見て何かを発見することが、演劇につながるのでは」と期待する。
 28日午後8時▽29日午後2、6時▽30日午前11時、午後3時開演。3500円、学生2500円。予約はKAVCサイトから。TEL078・512・5500
(田中真治)

明日どこ行く?

SEARCH
話題のキーワード
ページトップへ