Loading...

TOP > おでかけトピック > トピック情報
EVENT

徳川家光筆、乳母の春日局ゆかりの掛け軸など展示 京都国立博物館

ツイート facebook シェア Google Plus

更新日:2022年01月28日

  • 飄逸(ひょういつ)な味わいのある徳川家光筆「梟図」(京都国立博物館蔵)

 京都国立博物館(京都市東山区)で開催中の「新収品展」に、兵庫・丹波ゆかりの名品が出品されている。丹波篠山市出身の実業家・上野理一(1848~1919年)が収集した「法華経冊子」(重要文化財)などだ。
 会場には同館が2018、19年度に収集した絵画、書跡や刀剣、陶磁器など約40件を展観。江戸美術のスター絵師・伊藤若冲(じゃくちゅう)による「百犬図」などの名画が並ぶ中、ユーモラスな表現で目を引くのが徳川幕府の3代将軍・家光が描いた「梟図(ふくろうず)」。家光の乳母・春日局ゆかりの掛け軸とみられ、春日局が嫁いだ稲葉家に伝わり、子孫から同館へ寄贈された。
 春日局は丹波市春日町黒井の生まれ。「梟図」は現代でいう「へたうま」「ゆるかわ」風の墨絵で、本職の絵師にはない独特の味わいがある。権力者の絵だけに「この絵を持っていることに意味があった」と担当者は説明する。
 「法華経冊子」は、平安貴族の信仰心や美意識が感じられる名宝。冊子に描かれた優美な人物画は、わが国の世俗画として現存最古級の貴重なものとされる。上野は創業期の朝日新聞社社長で、美術コレクターとしても名高い。このほか、篠山藩生まれの近世の絵師・長沢芦雪(ろせつ)筆の「関羽図」も並ぶ。2月6日まで。一般700円ほか。同館TEL075・541・1151
(堀井正純)

明日どこ行く?

SEARCH
話題のキーワード
ページトップへ