おでかけ

  • 印刷

 金属音が響き、白球が青空へ。そして、スタンドを揺るがす大歓声-。あの雰囲気がたまらない。夏の甲子園大会は日々熱気を帯び、大勢のファンが甲子園球場(兵庫県西宮市)を埋める。猛暑でもつい行きたくなる。観戦を引き立てるのが、甲子園ならではのお楽しみだ。郷土色豊かなアルプスの応援に、グルメ、歴史資料館…。その魅力を紹介したい。(篠原拓真、竜門和諒)

 大会は1日最大4試合。4試合ある日は第1試合が午前8時から始まり、開門予定時間は午前7時ごろ。席によっては当日入場券の販売に長蛇の列ができることもある。

応援スタイル
名物「かちわり氷」=西宮市の甲子園球場

 無料の外野席に座った。球場で選手らが繰り広げる数々のドラマに一喜一憂。いつの間にか、「頑張れ!」と声が出る。

 アルプススタンドを埋める応援団を見るのも楽しい。学校ごとに踊りや応援曲などのスタイルがあり、時には観客も巻き込んで、にわか大応援団ができる。沖縄県勢のスタンドでは「ハイサイおじさん」の演奏が流れ、指笛も。いつしか観客が踊りだしていた。

 「それにしても暑い」。真夏の太陽が容赦なく照りつける。観戦には飲み物はもちろん、帽子やタオル、うちわは必須。日焼け止めも忘れずに。

甲子園グルメ
スタンドで食べる甲子園カレー。チーズをトッピングした=西宮市の甲子園球場

 第2試合が終わるころ、おなかが鳴り始める。でも大丈夫。球場内には「甲子園グルメ」がそろっている。

 三大名物として紹介されているのが「甲子園カレー」「ジャンボ焼鳥」「甲子園やきそば」。カレーは、約90年前の球場開設当初から販売している伝統の味。スパイスの効いたカレーにカツやチーズなどがトッピングできる。やきそばには、尼崎発祥の「ワンダフルソース」が使われているそうだ。

 ビールもいいが、名物「かちわり氷」は欠かせない。約20センチ四方の袋に、氷がごろごろ入っている。額に当てたり、ストローを差し込んで冷たい水を口に含んだりと、楽しみ方はさまざまだ。

歴史館
プレートと記念撮影する入館者。抽選会で使用されたプレートが並ぶ=甲子園歴史館

 球場の外に出ると、バックスクリーン付近に甲子園歴史館がある。入館してすぐに目を引くのは一面の「ボールの壁」。高校野球連盟に加盟する4253校(2005年当時)と同数の硬球が詰め込まれている。

 今大会に合わせて企画展を開催。組み合わせ抽選会で使用された校名プレートが置かれている。憧れの高校名のプレートとともに写真をパシャリ。優勝校に手渡される盾と優勝旗も展示されている。

 応援団やグルメ、歴史館…。観戦以外でも存分に楽しめる。

施設情報
地ソースを絡めた甲子園焼きそば=西宮市の甲子園球場

■座席の料金

 バックネット裏部分などの中央特別自由席(2千円)▽一塁特別自由席(一般1500円、4歳~小学生以下の子ども600円)▽三塁特別自由席(同)▽一塁アルプス席(600円)▽三塁アルプス席(同)▽外野席(無料)

■グルメ

 甲子園カレー、甲子園やきそばは、いずれも550円(トッピングは別料金)。ジャンボ焼鳥350円。このほかに、B-1グランプリタイアップ企画として「なみえ焼そば」や「駒ケ根ソースかつ丼」などのご当地グルメも楽しむことができる。

 かちわり氷200円(13日から限定1万5千個でドラえもん仕様のかちわり氷を販売)。

■甲子園歴史館

 大会期間中は午前9時~午後6時(試合時間により変動あり)。大人600円、子ども(4歳~中学生)300円。高校生300円(大会中のみ)。同館TEL0798・49・4509

おでかけの最新
もっと見る

天気(5月26日)

  • 24℃
  • 21℃
  • 60%

  • 24℃
  • 18℃
  • 40%

  • 25℃
  • 20℃
  • 50%

  • 25℃
  • 20℃
  • 30%

お知らせ