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会場に再現された農園別荘食堂の壁画に見入る開会式参加者=兵庫県立美術館(撮影・大森武)
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会場に再現された農園別荘食堂の壁画に見入る開会式参加者=兵庫県立美術館(撮影・大森武)

 2千年前の都市の姿を奇跡的にとどめる、イタリアの都市遺跡ポンペイ。その至宝を紹介する「世界遺産ポンペイの壁画展」(神戸新聞社など主催)が15日、神戸市中央区脇浜海岸通1の兵庫県立美術館で開幕する。14日の開会式には関係者ら約200人が出席し、古代ローマの邸宅や公共建築を飾った色鮮やかな壁画に見入った。

 ポンペイはベズビオ山の噴火により西暦79年に壊滅。観察に向かった博物学者プリニウスも犠牲となり、記録が残された。18世紀に発掘が始まり、建物や生活の跡がそのまま保存されていることが判明。街を覆った火山灰が乾燥剤の役割を果たしたためという。

 今回は、従来のポンペイ展と異なり絵画に焦点を当て、ポンペイや周辺地域の出土品から約80点を展示する。

 豪華な舞台建築を描いた別荘の壁画は、赤を基調とする色彩が印象的で、遠近法が「だまし絵」のような雰囲気も漂わせる。会場の一部では、豊穣(ほうじょう)の神々を描いた壁画のある農園別荘の食堂空間を再現。公共施設を飾っていた約500キロもある巨大な神話画など日本初公開の作品もあり、訪れた人たちは「時を超えて、こんなにきれいに残っているのは奇跡的」と目を見張っていた。

 12月25日まで。月曜休館。一般1500円。10月16日午後2時から、漫画「プリニウス」の作者ヤマザキマリさん、とり・みきさんのトークがある。同館TEL078・262・0901

(田中真治)

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