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 神戸・新開地で生まれ育った映画評論家の故淀川長治さんを顕彰した映画祭「新開地 淀川長治メモリアル」が10~13日、神戸アートビレッジセンター(神戸市中央区)で開かれる。NPO神戸100年映画祭の主催。淀川さんゆかりの映画をはじめ、落語やジャズを切り口にした作品、市民らからリクエストを募った名画など各日ごとにテーマを決めて計8本を上映する。(松本寿美子)

 同NPOは昨年まで、20年にわたって「神戸100年映画祭」を続けてきたが、スタッフの高齢化などで運営が困難になり閉幕。同映画祭の企画の一部だった「新開地 淀川長治メモリアル」のみ継続を決めた。

 10日は「淀川長治さんありがとう!」と題し、午前10時半にチャールズ・チャプリン監督・主演の「モダン・タイムス」(1936年・米国)で開演。米国の文明社会を皮肉り、チャプリンが初めて肉声を聞かせた作品でもある。淀川さんは神戸港を訪れたチャプリンと会い、その後に米国でも歓待を受けるなど、チャプリン作品の大ファンだった。

 午後1時半からは淀川さん自身が日本題名を付けた西部劇の名作「駅馬車」(39年、米国)。同3時半からは、タレント浜村淳さんが淀川さんとの思い出を語るトークショーも予定されている。

 11日は「落語と映画のいいカンケイ」をテーマに邦画2本を用意した。まず午前10時半から、古典落語「居残り佐平次」を題材にしたフランキー堺主演の「幕末太陽傳(でん)」(57年)。午後1時半から、年間100本以上を鑑賞する映画ファンの落語家・桂春蝶(しゅんちょう)さんが選んだ伊丹十三監督の「タンポポ」を上映する。同3時50分から、春蝶さんが仁侠(にんきょう)映画の高倉健に憧れる男を痛快に描いた落語「昭和任侠伝」(故二代目桂春蝶・作)を演じ、映画の魅力に迫る。

 12日は、今回のイベントに合わせ公募したリクエスト投票から3作を選んだ。午前10時半=「ひまわり」(70年、イタリア)▽午後1時半=「禁じられた遊び」(52年、フランス)▽同3時15分=「ローマの休日」(53年、米国)を上映。

 13日は「映画とジャズ」。午前10時半と午後3時15分の2回、音楽家・ジャズミュージシャンのグレン・ミラー夫婦を描いた「グレン・ミラー物語」を上映する。同1時半から女性ジャズボーカリスト3人のステージもある。

 各回入れ替え制。一般千円、シニア・障害者900円、小・中・高校生500円。2作目以降、半券引き換えで100円引き。トークショーとステージは半券の掲示で入場できる。

 同NPO事務局TEL078・954・8044

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