漬物用の大根を並べて天日に干す「大根すだれ」が、兵庫県宍粟市山崎町今宿のJA兵庫西しそう営農生活センターに登場した。冷え込みが深まる中、日に日に甘みを増していく。
約25年続く晩秋の風物詩。工事用の足場を使って高さ5メートル、幅20メートルの干し台を組み、JA兵庫西管内で生産された大根1400本を6段に分けてつるした。
今年は9月の台風や長雨の影響で、やや小ぶりの40センチほどが多いが、ずらりと並んだ様子は巨大な白い壁のよう。
干し上がった大根は19日に同センターである「ふれあいフェスタ」で1本100円で販売する(要予約)。同センターTEL0790・62・6617
(山崎 竜)
