【パリ共同】フランスのマクロン大統領は5日、トランプ米政権とロシアの接近を受け、フランスの核兵器の抑止力による欧州各国の防衛を検討する方針を表明した。国民向けテレビ演説で同盟国と「戦略的議論」を始めるとした。トランプ政権が欧州の安全保障に消極的な姿勢を示す中、欧州ではロシアの脅威が急拡大。ドイツも仏英の「核の傘」に期待し、米国の核抑止力に長年依存してきた欧州の安全保障は歴史的転換を迎える可能性がある。
【パリ共同】フランスのマクロン大統領は5日、トランプ米政権とロシアの接近を受け、フランスの核兵器の抑止力による欧州各国の防衛を検討する方針を表明した。国民向けテレビ演説で同盟国と「戦略的議論」を始めるとした。トランプ政権が欧州の安全保障に消極的な姿勢を示す中、欧州ではロシアの脅威が急拡大。ドイツも仏英の「核の傘」に期待し、米国の核抑止力に長年依存してきた欧州の安全保障は歴史的転換を迎える可能性がある。