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毎回、多くの市民が訪れるロビーコンサート=今年7月、三田市役所
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毎回、多くの市民が訪れるロビーコンサート=今年7月、三田市役所

 兵庫県三田市は、原則として毎月第4金曜に開いてきた本庁舎1階でのロビーコンサートについて、今月から日程を第2木曜に変更した。午後6時だった開始時刻も、9月からは午後5時半に早める。市は働き方改革の一環で第4金曜を「ノー残業デー」としているが、コンサートの担当職員に時間外勤務が発生。出演者にも聴衆にも人気の企画だが、全庁的に早帰りを強く促している立場と矛盾するため、対応を迫られた。(山岸洋介)

 ロビーコンサートは本庁舎の開設1周年を記念し、昨年1月からほぼ毎月開催。市民文化の振興と「開かれた市役所」をうたい、吹き抜けの開放的なロビーを会場としている。

 今月までに17回開き、吹奏楽や合唱など20組以上が出演した。多くはアマチュアだが、地元出身でNHK交響楽団に所属するビオラ奏者やスペインの児童合唱団が登場した回や、蓄音機に耳を澄ませるユニークな回もあった。

 聴衆は1回50~270人ほどで、これまでに延べ2千人超が楽しんだ。出演希望者も多く、現在27組が出番を待つ。出演経験者は「舞台発表とは違う趣があり、刺激になった」と話す。

 一方、コンサートの時間はリハーサルを除いて30分間だが、担当課の職員数人は開演前の舞台設営や椅子の準備、終了後の片付けに追われている。

 市は総人件費を抑え、ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)も図ろうと、昨年末から残業削減の取り組みを強化。月5回ほどの「ノー残業デー」徹底をはじめ、あらゆる方法で残業を減らす方針で、コンサートも見直した。

 9月からは開始時刻を前倒しするほか、出演者の持ち時間を実質的に短縮し、リハーサルを含めた30分間とする。市は、1回につき1人2時間あった残業が半減するとみる。

 見直しに合わせ、会場も5、9月は屋外の「風の広場」を活用するよう変更。市は「働き方改革と両立させながら、市民に好評なコンサートを継続させていきたい」としている。

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