三田

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大勢の高齢者が楽しんだ敬老会。来年以降、開かれない地区もある=2016年9月、三田市けやき台1
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大勢の高齢者が楽しんだ敬老会。来年以降、開かれない地区もある=2016年9月、三田市けやき台1

 9月の敬老月間を前に、兵庫県三田市内の各地域で敬老行事の準備が進む。だが、2017年度を最後に、市は地区ごとの行事に対する補助金を廃止。行財政改革や高齢者ニーズの多様化などを理由とするが、今年で最後の開催となる地区もあり、お年寄りからは残念がる声も上がっている。

 市は従来、敬老行事の補助金として毎年約2千万円を計上し、市内17地区に分配。各地区では自治会などが主体となり、敬老会を開いたり、お祝い品を買って届けたりしている。

 しかし厳しい財政状況を受けて、市は75歳以上に贈っていた記念品を16年度で廃止したのに続き、補助金の打ち切りも決めた。

 敬老会への参加率が低下していることなどを理由に、市は「介護や認知症対策など喫緊の課題に税金を投入したい」と説明する。

 来年度は補助金がないため、「今回で最後」と盛大な敬老会を企画するのは小野・乙原地区。3日、市有馬富士共生センターで約100人が昼食や歌謡ショーを楽しむ予定だ。「楽しみにしているお年寄りもいるのに、カットしなくても」と乙原区の萩原健久区長(74)。来年度以降は、地域で小規模な催しを開きたいという。

 一方、志手原の男性(79)は「年を取ると会場に行くのも大変だし、お世話をする役員や民生委員らも大変。税金は将来世代のために使ってほしい」と話す。

 森哲男市長は「丁寧に説明していくとともに、高齢者の生きがいや活躍の場づくりにも力を入れる」としている。(神谷千晶)

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