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思春期の苦悩や周囲のサポートについて語る悠以さん=三田市富士が丘、富士中学校
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思春期の苦悩や周囲のサポートについて語る悠以さん=三田市富士が丘、富士中学校

 心と体の性が一致しない性同一性障害と向き合いながら生きる兵庫県尼崎市出身のシンガー・ソングライター、悠以さん(28)が24日、富士中学校(三田市富士が丘3)で講演した。全校生徒約270人を前に思春期で苦しんだ経験を振り返り、「いろんな性別のパターンがあることを知ってほしい」と呼び掛けた。

 男性の体に生まれた悠以さんだが、幼い頃から少女向けのアニメや化粧に関心があり、性別に違和感を抱いていたという。高校卒業後は女性として生き、現在は歌手活動に励んでいる。

 講演では、いじめられるのが怖くて、小中学生時代は男装したり、自分のことを「俺」と呼んだりしていたことを告白。前向きに生きたいと、高校に入って家族や担任に相談した。学校ではプールの授業をリポートの提出で免除してもらうなどしたといい、「周りの理解があったから今の自分がある。自分らしく生きられるようになって未来が明るくなった」と語った。

 「昔と今の自分の両方を大事にしたい」と悠以さん。講演後は、男声と女声を使い分けた歌声で7曲を披露した。3年の男子生徒(14)は「ありのままで生きる姿が格好良かった」と話した。(山脇未菜美)

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