三田

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区画整理事業に本格着工したJR新三田駅前=三田市福島
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区画整理事業に本格着工したJR新三田駅前=三田市福島

 ウッディタウンの最寄り駅として31年前に開業し、1日3万人が乗り降りするJR新三田駅(兵庫県三田市福島)前の区画整理が、1月に本格着工した。「三田第2の玄関口」となる可能性を秘めながら、土地の利用規制で農地が広がっていた。商業施設やオフィスの集積地になるよう開発し、2021年3月の工事完了を目指す。(山岸洋介)

 駅は1986年11月に開業。大阪方面への始発駅となり、すぐ前を国道176号が通るという便利な立地にある。

 市は80年代から三田駅前を「主核」、ニュータウンを「副核」と位置付ける一方、ほかの地域では開発を抑制してきた。市街化調整区域だった新三田駅周辺も、農業以外での土地利用が厳しく制限された。

 しかし地元には開発を望む声が強く、関西学院大神戸三田キャンパスの学生ら乗降客からも「駅前が寂しすぎる」という声が相次いでいたのを受け、市も「にぎわい創出の起爆剤に」と方針転換。一帯は16年春に市街化区域へ編入されて開発が可能になり、17年9月に土地区画整理事業が県に認可された。

 事業の対象は駅を挟んだ同市福島の約5・3ヘクタールで、西、東、南の3ブロックに分けて造成する。駅前広場や公園のほか、市道なども整備。事業費は約10億5600万円の予定で、公共用地に対する市の負担金や土地の売却代金で大半を賄う。

 地権者は28人。施工者となる三田市福島土地区画整理組合の辻正明理事長(67)は「駅ができて以来の悲願がようやく動き出す。地域の環境と利便性が調和したまちづくりを進めたい」と話す。

 これほどまとまった商業地が、駅前の国道沿いに生まれるのは市内最後とみられ、市都市整備課は「市民生活の拠点施設が集まってほしい」と期待。飲食店やスーパー、ビジネスホテルなどの誘致が検討されるという。

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