三田

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 兵庫県三田市内で要介護認定を受けている家族や親族を在宅介護する人のうち、約1割が1年以内に仕事を辞めた-。介護離職に関する市のアンケートで、こんな傾向が浮かび上がった。フルタイムやパートタイムで働く人のうち、今後も働きながら介護を続けるのは「難しい」とする回答も2割を超えた。(山岸洋介)

 アンケートは、市が第7期高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画の検討資料にするため、昨年4月に実施した。要介護1~5の認定を受けている市内在住者約3千人のうち任意の1085人に送り、家族や親族を含め851人から有効回答があった。

 回答によると、主に介護を担っているのは子どもと配偶者で、それぞれ約4割いた。性別では約7割が女性。年齢は60代(約4割)に続いて70歳以上(約3割)が多く、老老介護の多さをうかがわせた。

 介護のため過去1年に仕事を辞めた人がいるか尋ねた質問には、9・1%が「主な介護者が辞めた」と回答。「主な介護者が転職した」は2・5%、ほかの家族や親族が離職または転職したケースは3・3%あった。

 介護と仕事を両立するため、勤め先に求める支援は「介護休業などの制度充実」「制度を利用しやすい職場づくり」「労働時間の柔軟な選択」がそれぞれ約3割で上位に並んだ。

 今後も両立できるかどうか尋ねると「かなり難しい」「やや難しい」が計2割超。「問題はあるが、何とか続けていける」とした人を合わせると、8割以上が仕事を続けることに何らかの課題を感じていた。

 市は「家族や親族による在宅介護は今後さらに増える」と予測。負担軽減のため「相談体制と支援制度の充実に努める」としている。

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