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市独自の補助制度で初の適用対象となる田んぼ脇の斜面=三田市下槻瀬(市提供)
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市独自の補助制度で初の適用対象となる田んぼ脇の斜面=三田市下槻瀬(市提供)

 兵庫県三田市は、豪雨で農地や農業用施設が被害を受けた農家を支援しようと、国の補助に上乗せする補助制度を創設した。市内の被災農家が1、2戸の場合でも復旧工事に高額の補助が受けられるようにし、耕作放棄や二次災害の発生を防ぐ。昨年8月17、18日の豪雨にさかのぼって適用する。

 国の制度は、24時間雨量が80ミリ以上、時間雨量が20ミリ以上の豪雨被害に適用され、1カ所につき40万円以上の工事が対象。市内の被災農家が3戸以上なら事業費の80~100%が補助されるが、3戸未満のときは農地で50%、ため池や農道、水路など農業用施設で65%しか補助されない。残りは農家の負担になる。

 昨年8月の豪雨では、同市下槻瀬の1戸だけが被災。こうしたケースでは高率の補助が受けられず、農家が復旧を断念する可能性があるため、独自支援の創設を決めた。

 新制度では、被災農家が1、2戸のときに農家負担となっていた分のうち、半額を市が負担する。初の適用対象となる下槻瀬の農家は、田んぼ脇の崩れた斜面の復旧工事に約100万円かかるが、国が50%、市が25%を補助するため自己負担は25%で済む。

 市は「基幹産業である農業を守るには、きめ細かい支援が必要。国の補助制度からこぼれ落ちていた農家の負担軽減につなげたい」としている。(山岸洋介)

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