三田

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高値のハクサイが並ぶ売り場。ため息をつく主婦らも=パスカルさんだ一番館
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高値のハクサイが並ぶ売り場。ため息をつく主婦らも=パスカルさんだ一番館

 兵庫県三田市内でもハクサイやキャベツといった葉物野菜の高騰が続いている。昨年10月の台風21号で多くが強風に吹き飛ばされるなどした上、今冬の厳しい寒さが生育に追い打ちをかけた。市内のスーパーには1玉600円を超えるハクサイもあり、買い物客は「高くて買えない」と嘆いている。値段が下がる見通しはまだないという。(山脇未菜美)

 1月下旬、同市川除の農産物直売所「パスカルさんだ一番館」。商品棚には400円前後のハクサイが30玉ほど並んでいた。担当者によると、例年なら200~300円程度なのでかなり高め。180円のハクサイもあったが、出荷した農家の男性(65)は「中身が詰まってないんよ。今年は全然大きくならない」とぼやく。

 JA兵庫六甲によると、昨年秋は台風が接近したり、長雨や日照不足が続いたりと、冬野菜を育てる環境が悪かった。さらに年末から厳しい冷え込みが続き、一般的に1玉3、4キロのハクサイが、今年は1キロほどにしか育たなかった。栽培には3、4カ月かかるため、一度被害を受けると供給が途絶えるという。

 野菜の高騰は学校給食にも影響している。同市山田の農家の男性(64)は毎年、給食用のハクサイを栽培しているが、規定の1玉1・5キロに満たなかったため、今年は出荷を見送った。市教育委員会学校給食課は「市内のハクサイだけでは足りず、茨城県産に頼った。全国的にも不作で、仕入れ先を探すだけでも一苦労」と困惑していた。

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