三田

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「三十路式」にゲスト出演し、参加者と一緒に歌ういときんさん=2016年1月、三田市けやき台1
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「三十路式」にゲスト出演し、参加者と一緒に歌ういときんさん=2016年1月、三田市けやき台1

 メッセージ性あふれる力強い歌を歌い続け、1月31日に病気のため38歳で亡くなったヒップホップグループ「ET-KING」のリーダー、いときん(本名・山田祥正)さん。出身地の兵庫県三田市でも明るく飾らない人柄で親しまれ、親交のあった人々に悲しみが広がった。

 いときんさんは同市鈴鹿生まれで有馬高校を卒業。2006年のデビュー当時から市内でのライブを企画・支援してきた飲食業の福助グループ代表・福西文彦さん(49)は「豪快なキャラクターの一方、誕生日にはサプライズでケーキを用意して歌ってくれるなど気配りを絶やさない細やかさもあった」と語る。

 多忙な中でも三田を大切にし、16年には30歳の市民を祝う三十路式、17年は母校・高平小50周年記念式典などにゲスト出演。公演を支えた音楽教室・楽器店経営、平瀬友喜さん(44)=中央町=も「終演後はスタッフたちに感謝の言葉を述べて回るなど心優しい人だった」と振り返る。

 「おとこ気のある熱い人間だった」と話すのはボクシングジム「大成ジム」(中町)の丸元大成会長(41)。1月下旬に病院を訪れ、意識のないいときんさんに「いつまで寝とんねん。早く起きろ」と声を掛けた。「音楽を通して勇気や希望を与えてくれた。天国でも人気者になってほしい」

 昨年9月に市内で開かれたグループのライブには治療のため出演できなかったが、「闘病するいときんさんを応援したい」と多くのファンが駆け付けた。福西さんは「今こそET-KINGの名曲『喝采』を彼に送りたい」とつぶやいた。(神谷千晶)

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