三田

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空き家バンクへの登録などを受け付ける市の「すまいの相談窓口」=三田市役所
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空き家バンクへの登録などを受け付ける市の「すまいの相談窓口」=三田市役所

 兵庫県三田市が運営する「空き家バンク」の成約件数が、発足後の約1年3カ月で6件に達した。当初は買い手が現れなかったが、昨年9月以降、一気に増えたという。これまでに登録された空き家は農村地域にある14戸。物件をさらに増やし、年間5件の安定した成約を目指す。

 市まちの再生課によると、2016年の調査で市内には878戸の空き家(一戸建て)が確認された。このうち55%に当たる488戸が農村地域にあった。

 こうした空き家の増加に歯止めをかけようと、市は不動産業者の売買対象になりにくい農村部の物件を専用のウェブサイトに掲載。「空き家バンク」として16年12月に運営を始めた。市と協定を結んだ県宅地建物取引業協会三田・丹波支部の加盟業者が、仲介の実務を担っている。

 これまでに成約したのは下槻瀬(1986年築、掲載価格400万円)▽藍本(73年築、500万円)▽鈴鹿(不明、350万円)▽下内神(70年築、同)▽大川瀬(74年築、100万円)-の一戸建て5件と、藍本の一戸建て賃貸物件(74年築、月額家賃1万円)の計6件になった。契約したのはいずれも個人で、市内が1人、県内が2人、県外が3人だった。

 同課は「初年度としては予想を上回る成約があり、良いスタートが切れた」とする。同バンクのサイトには、空き家の間取りや面積、設備のほか、JR大阪駅までの所要時間などを掲載。豊かな自然に囲まれた暮らしと大阪に近い利便性をアピールしている。

 現在の登録物件は8戸。買い手として市に登録している人は70人を超えており、魅力的な空き家を増やすことが課題だ。同課は「まち開きから30年が経過したニュータウンでは今後、空き家の増加が予想される。農村地域以外でもしっかり対応したい」と話している。(高見雄樹)

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