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三田市議会の常任委員会で配布された資料=三田市役所
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三田市議会の常任委員会で配布された資料=三田市役所

 兵庫県の三田市議会は紙の使用量を減らして経費削減につなげるため、10月にも全議員22人にタブレット端末を配布する。予算書など分量が多い資料は紙のまま残し、添付資料のみをデータ配布の対象にする。また議会に提案内容を説明する市の当局側にタブレット導入の予定はなく、当面、効果は限定的になりそうだ。

 大手情報通信企業のペーパーレス会議システムを導入する。システムの初期設定や端末のリース料として168万円を投じる。2019年度以降も、年間のリース料として同水準の予算計上を見込む。

 端末は米アップルの「iPad(アイパッド)」とするが、変更の可能性もある。端末の通信費は議員の政務活動費を充てる。

 市議会では、会議の開催通知やさまざまな連絡は文書で送るのが基本。市役所の議会フロアにあるレターケースに入れたり、急ぐときはファクスで送信したりする。本会議や委員会で審議する議案も膨大な資料を印刷して配布している。

 議会事務局の試算では、A4判で年間12万4350枚の削減を見込む。用紙代やコピー代約22万7千円のほか、ファクスの回線使用料など約90万円が減らせるという。また、コピーなどの作業に当たる職員の人件費は年間約60万円と見積もっており、この分を他の業務に振り向けられる。

 近隣では西宮、芦屋や篠山、丹波の各市議会がタブレットを導入済み。芦屋市は17年2月、篠山市は同年9月に議場に入る当局側の幹部職員にもタブレットを配布し、議員と同じ環境で議会に臨んでいる。芦屋市は予算、決算書と個人情報が含まれる人事案件の資料を除き、全てデジタル化している。

 三田市議会事務局は「分量が多い資料のペーパーレス化は今後の課題だが、できる限り省資源化を進めたい」としている。(高見雄樹)

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