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「ひとはく通信 ハーモニー」の歴史を振り返る職員=人と自然の博物館
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「ひとはく通信 ハーモニー」の歴史を振り返る職員=人と自然の博物館

 1992年7月に創刊した兵庫県立人と自然の博物館(三田市弥生が丘6)の情報誌「ひとはく通信 ハーモニー」が、100号に達した。これまでに県内の学校や施設などに計90万部以上を配布。土や庭など身近なテーマのほか、丹波竜化石の発掘や特定外来生物「ヒアリ」の特集など、専門の研究員たちが毎回分かりやすく執筆している。編集担当者は「今後もマンネリにならないように、興味が湧く研究を紹介したい」とする。(門田晋一)

 同館は92年10月に開館。ひとはく通信は同館をアピールしようと、開館前の7月に創刊した。年4回発行し、1回当たり1万5千部を印刷。県内の小中学校や、県内外の博物館など計300カ所以上に送る。ホームページでも公開している。

 取り上げる内容は、石や森、昆虫のほか、地層、恐竜など幅広い。毎回、研究員が図や写真で分かりやすく最先端の研究などを解説する。コラムや職員の紹介コーナーもある。

 阪神・淡路大震災が発生した直後の95年2月号では、神戸市内など県内5カ所の被害状況を伝えた。次の95年7月号では、樹木が倒壊した建物を支えたり、火災の延焼を防いだりした事例を紹介。公園が避難場所や救援物資を配る拠点となったことにも触れ、都市緑化と公園整備の重要性を説いた。

 2014年12月号は丹波竜を特集。17年12月号では、神戸港などで見つかった強毒アリ「ヒアリ」の生態などを報告した。今年2月の100号では、これまでのひとはく通信と、89年から6回続いた「準備室ニュース」の表紙を紹介。中瀬勲館長らの読者に向けたメッセージを掲載している。

 現在の編集担当は同館生涯学習課の余田敏さん(63)。毎回、研究員らと編集会議で内容を検討するという。余田さんは「手に取った人たちに、ひとはくの研究員たちが頑張っていることを知ってもらい、ファンが増えればうれしい」と話した。

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