三田

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名前の由来が江戸時代にさかのぼる「牛くそ坂」=三田市屋敷町
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名前の由来が江戸時代にさかのぼる「牛くそ坂」=三田市屋敷町

 兵庫県三田市屋敷町の住宅街に、「牛くそ坂」と呼ばれる坂がある。ただ、周りに牛はいないし、ふんもない。坂の名前が書かれた看板があるだけだ。細くて車が通れない坂道。どうして、こんな名前が付いているの?

 「江戸時代、農民が年貢の米を運ぶとき、この坂で牛を待たせたんです」。そう教えてくれるのは、三田の歴史に詳しいNPO法人「歴史文化財ネットワークさんだ」の広山雄一さん(77)=下井沢=だ。

 屋敷町にはかつて、三田藩主・九鬼家の家臣が住んでいた。年貢の米を保管する蔵が坂の上にあり、収穫期の秋になると、各地から米を積んだ牛が坂道に行列をつくった。その時、たくさんのふんを落としたのが名前の由来という。

 現在はアスファルト舗装され、牛はもちろん、地元の住民以外、ほとんど人も通らないという。名前だけが当時の様子を伝える。(山脇未菜美)

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